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「そばにいる…」　なんて　恥ずかしくて…　
ストレートに　言えない…！


紫優くんも　私を抱きしめる。

「My precious…　　　（俺の大切な人）
you are mine…！　」　（俺のものだよ）

私の　頭に　キスを落として　伝える。


いつの間にか　全身すっぽり　紫優くんの腕の中に　
収まって、身も心も　紫優くんに　預けきって　安心する。

こんなに　穏やかな気持ちで　紫優くんの側に
いる　自分が　不思議だった。

あんなに　嫌っていたのに…？

嫌っていた事を　忘れてしまいそうに　なる程
居心地が良い…

紫優くんを見上げると　
紫優くんは　私の視線に気がついて　微笑む。

チュッとキスをされると　恥ずかしくて…

紫優くんの胸に　擦りついて　顔を隠した。

すっかり　手の内に　堕ちた…。



「…っ！　可愛い…！」

紫優くんは　堪らない　とでも　言う様に
ぎゅっと　私を　抱きしめた。

「誰にも　触らせたく　ないな…！」

紫優くんが　ぽそりと　呟く。　


「？」
その意味を　私は　理解が　出来ない。

紫優くんの胸に抱かれて　その温もりに　甘えた。