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猫みたいに
紫優くんの　ベッドに　上がり込んで
紫優くんを　見下ろしても …
私の気配に　気が付かない。

頬を　撫でて
唇を　重ねても
紫優くんは　目を　開けて　くれなかった。


余程　疲れている　みたい…

紫優くんの　胸に　耳を寄せて
生きている事を　確認する。


紫優くんが　私の元に　帰って来て　くれた…
事実に　感動する。


酷い　態度を取って　ごめんね…？

紫優くんの頭を　胸に　抱き寄せて
紫優くんを　撫でた。

もう…　離れちゃ　嫌だよ…　？


それから
どれくらいの　時間が　だったのだろう…？

もぞもぞと　腕の中で　動めくモノに
眠りを　妨げられた。

ぼーっと　していると
甘やかな　刺激を　感じて…
変な　気分に　なる。

「っ ん…　 っあ…　 」

いつの間にか　息が　上がって…

「は…　？」

紫優くんに　胸を　食まれているのだと
気がついた。

「っあ…　しぅ… 」

ブルッ　と　震える。

「ん にゃ… ぁんっ…　 ♡」

嬌声を　あげて
紫優くんが　与える刺激に　溺れていく。


っ…　気持ち　ぃ…　！

久しぶりの　刺激は　強くて…
紫優くんの頭を　抱えて　啼いた。

謝罪の言葉を　口にして…
紫優くんが　居ない間
どれだけ　寂しかったか　を　訴えた。


どんどん　甘えたくなって…

心も　身体も
紫優くんで　いっぱいに　して　欲しくて…

紫優くんを　急かして　求めた。

「…寂しかったんだ…？」

意地悪く　私の気持ちを　聞き出そうとする
紫優くんだけど…

今の私に　そんな　余裕は　無い。

「早…　く　…！」

必死に　訴える私に

私の態度に　怒っていた筈の　紫優くんも
頬を　赤らめた。

ナカに　紫優くんを　迎えても
まだ　満たされない。

キスの　刻印を　求めると…
紫優くんは　直ぐに　応じてくれた。

久しぶりの　強い痛みに　涙を　溢す。

痛いのと　気持ちいいのと…

紫優くんに　滅茶苦茶に　されている感じが
嬉しくて　沢山　強請った。

抱き潰しちゃいそう…　という
紫優くんの言葉に

抱き潰して　欲しいと　願った。


紫優くんの愛情を　飢えた身体の　隅々に
満たして欲しい…！


ナカで　紫優くんの欲が　吐き出されると
その　余波が　身体の先まで　痺れて…
幸福感を　味わった。