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飼い猫 🐈‍⬛🐾

第75章 浮気

心も 身体も ようやく 満たされた。

やっぱり 私を 満たしてくれるのは
紫優くん 唯1人 だ…

身体の 重たさに 身を任せて
意識を 手放した。


目覚めた後…

拗ねた様な 言い方で
紫優くんが 私に 怒った。

「猫が 相手でも 浮気は ダメだよ…?」


私は 「?」と 疑問符を 浮かべる。

「…ライくんは 浮気 じゃないよ?
どちらかって 言うと… 子供…?」

頭を傾げて 紫優くんに 答えると
紫優くんは むーん と 眉間に シワを寄せて
私に 抱きついた。

「…じゃあ 子供は 当分 いらない。
猫は 1匹 だけでいい…!」

不貞腐れた様な 紫優くんの言葉に
1人で 顔を赤くした。


こ…っ 子供 ?! って 何… っ!?
気が 早くない?!
学生の身分で… 何 考えてるの!!!!!

紫優くんが 言うと 妙に 現実味を帯びる!

顔を 俯かせて 慌てた。

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