飼い猫 🐈⬛🐾
第77章 攻略
夏休み後半
昨日 璃音から 帰国した と 連絡があった。
今日 この後 Lightを 引き取りに 来る様だ。
最初は 憎き存在か とも 思えた
Lightだったが…
Lightは とても人懐っこい
甘えん坊な猫 だったから
俺とも 直ぐに 打ち解けた。
「よしよし。 いいコだな Light♪」
「なぁおん…♡」
俺に 顎下を 撫でられて
Lightは ご機嫌だった。
「 ライくん…!
そんな 簡単に
紫優くんと 仲良くなっちゃ ダメ!」
悲しみに 震える詩史。
「大丈夫だよ。
俺の愛猫は 詩史 だけだよ?
Lightに 嫉妬しちゃうなんて♡
可愛いなぁ!♡」
「違うっ! 紫優くん!
ライくんを 誑かさないで!」
ポカポカと 俺を叩いて 非難する。
「あれ? そうなの?」
なんて… わかっていて
誂っているだけ なんだけど♡
璃音が考えた 仕返し作戦が あっさり 攻略されて
悔しいのだろう。
詩史の行動は 手に取る様に 分かり易くて
微笑ましい。
そうこうしている内に…
俺のもふりに 気持ち良さそうに
目を 細めていた Lightは
いつの間にか 丸くなって 寝てしまった。
Lightを 陥落させて
次は 愛猫の攻略に 掛かる。
「誑かして なんか いないよ。
ほら そんなに 怒らないで?
詩史も 可愛がってあげるから おいで?」
両手を広げて 甘く 誘う。
くら…っと 一瞬 揺らぎ掛けたが…
「違うっ! 紫優くんの ばか…!」
愛猫は ツンっ! と
反抗的な 態度を取って 外方を 向いた。
簡単に 陥落するものか と
詩史は キッと 必死に 俺を睨んだ。
「… そんなに 睨んでも
可愛いだけ なんだけど な…」
何をしても可愛い 詩史に 困る。
抱きついて
詩史を 腕の中に 閉じ込めた。
「いい加減 諦めなよ。
Lightも 俺に 懐いちゃったし
詩史はもう…
どう足掻いたって 俺の 腕の中 だし…」
爪を立てて 反抗する 詩史の耳に
口を寄せ キスをする。
「相当 本気で 抵抗しないと…
この腕の中からは 抜け出せないよ?」
「…っ!!!」
顔を真っ赤にしながらも
腕の中で 抵抗を続ける 詩史。
髪 うなじ 耳 頬…
至る所に キスする度に
少しずつ 抵抗が 弱まる。
昨日 璃音から 帰国した と 連絡があった。
今日 この後 Lightを 引き取りに 来る様だ。
最初は 憎き存在か とも 思えた
Lightだったが…
Lightは とても人懐っこい
甘えん坊な猫 だったから
俺とも 直ぐに 打ち解けた。
「よしよし。 いいコだな Light♪」
「なぁおん…♡」
俺に 顎下を 撫でられて
Lightは ご機嫌だった。
「 ライくん…!
そんな 簡単に
紫優くんと 仲良くなっちゃ ダメ!」
悲しみに 震える詩史。
「大丈夫だよ。
俺の愛猫は 詩史 だけだよ?
Lightに 嫉妬しちゃうなんて♡
可愛いなぁ!♡」
「違うっ! 紫優くん!
ライくんを 誑かさないで!」
ポカポカと 俺を叩いて 非難する。
「あれ? そうなの?」
なんて… わかっていて
誂っているだけ なんだけど♡
璃音が考えた 仕返し作戦が あっさり 攻略されて
悔しいのだろう。
詩史の行動は 手に取る様に 分かり易くて
微笑ましい。
そうこうしている内に…
俺のもふりに 気持ち良さそうに
目を 細めていた Lightは
いつの間にか 丸くなって 寝てしまった。
Lightを 陥落させて
次は 愛猫の攻略に 掛かる。
「誑かして なんか いないよ。
ほら そんなに 怒らないで?
詩史も 可愛がってあげるから おいで?」
両手を広げて 甘く 誘う。
くら…っと 一瞬 揺らぎ掛けたが…
「違うっ! 紫優くんの ばか…!」
愛猫は ツンっ! と
反抗的な 態度を取って 外方を 向いた。
簡単に 陥落するものか と
詩史は キッと 必死に 俺を睨んだ。
「… そんなに 睨んでも
可愛いだけ なんだけど な…」
何をしても可愛い 詩史に 困る。
抱きついて
詩史を 腕の中に 閉じ込めた。
「いい加減 諦めなよ。
Lightも 俺に 懐いちゃったし
詩史はもう…
どう足掻いたって 俺の 腕の中 だし…」
爪を立てて 反抗する 詩史の耳に
口を寄せ キスをする。
「相当 本気で 抵抗しないと…
この腕の中からは 抜け出せないよ?」
「…っ!!!」
顔を真っ赤にしながらも
腕の中で 抵抗を続ける 詩史。
髪 うなじ 耳 頬…
至る所に キスする度に
少しずつ 抵抗が 弱まる。