無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

私の頭に　猫耳の　カチューシャを　着けて…
顎下を　ゴロゴロと　撫でて　私を　手懐ける。

「まったく… 　困った　猫　だな…」

紫優くんの眼が　妖しく　光って…
紫優くんは　私の　飼い主様に　なった。

私は　もう…　紫優くんには　逆らえない。

鈴の付いた　レースのチョーカーを　与えられ
服従感が　増す。

「ねぇ　紫優くんって
いつも　持ち歩いてるの？」

タイミング良く　出てくる
猫ちゃん　変身グッズに　疑問を抱いた。

「ふふ。　そうだねぇ。
玩具も　いつも　持ち歩いているよ。
後で　使って　あげようね。」

にっこり　微笑む　紫優くんの言葉に
顔を　赤くした。

「…冗談　だったのに…」

「いつでも　どこでも　詩史が　望んだ時に
応えたいから　ね。」

私を　甘やかそうと
常に　考えている　飼い主様に
私が　いつまでも　反抗出来る訳が　無い。
紫優くんの　微笑みを前に　屈伏する。


「さぁ　詩史… 　何を　して欲しいの？
とりあえず　沢山　キスを　しようか？」

すり…っと　頬を　撫でられると…
気持ちが　良い…

ソファーに　凭れて座る　紫優くんに
抱きついたまま　キスを　再開する。

唇を　重ねるだけの　キスを　何回か　シた後
舌を　絡めて　より　深い　繋がりを　求めた。

は…　あ…♡

吐息を　零しながら
唾液の交わりに　溺れそうに　なりながらも
紫優くんを　求めた。

キスに　夢中…
だけど…　頭や　背中を　撫でてくれる
紫優くんの　労りが　大好き…。

「ふふ…　とろとろの　お顔♡　気持ちい？」

キスから　感じた　甘い刺激が　心地良い。

身体中に　広がっていく余波を　
紫優くんに　しがみついて　鎮める。

「気持ちい　よぉ…　飼い主様ぁ…」

「はぁ…　詩史が　あんまり　可愛いから…
俺ノも　起きて　きちゃった…」

ショーツ越しに　制服の下で　静かにしていた
紫優くんのモノが　目を覚ます。

意識した　瞬間に
お腹の　辺りが　疼いて　蜜が　零れた。　

「ふぁ…　♡」

小さく　歓喜の声を　上げる。


ワイシャツの　ボタンが　解かれて　いき…
紫優くんの　眼前に　胸を　晒した。

「あ…　ヤ…　！」

慌てる。

最近　胸の大きさが　コンプレックスだ。

不躾な視線を　感じて
胸ばかり　評価される　みたいで
自信が無くなる。