
飼い猫 🐈⬛🐾
第85章 新生活
「ごめん。 迫り過ぎ?
詩史と 2人きりなのが 嬉しくって…
困らせたい訳じゃ 無いんだけど…」
さっきまでの 色香は どこへやら…
眉毛を 下げて 紫優くんは 狼狽え始めた。
私が 安心出来る様に 温もりで 包んで
私の様子を見ながら 額や 頬に 口付けする。
こんな風に
踏み留まって 私を 大切に してくれるから…
恨み切れないんだよね…。
望んでいた 安心出来る 触れ合いに
ホッとしちゃう…
安心出来ると…
触れたくなって 繋がりたく なる。
誰の目も 気にせずに…
好きな人と 好きな時に 好きなだけ
触れ合える。
とても 幸せ…
「紫優くん…
やっぱり 同棲は 早まったよ…
私 ダメ人間に なっちゃう…!」
そう… これじゃあ 本当に
紫優くんが 居ないと 生きていけない…
紫優くんしか 目に 入らなくなって
世界の中心が 紫優くんに なっちゃう…。
私の必死の訴えに 紫優くんは 微笑する。
「何言ってるの。
詩史は ダメ人間には なれないよ…?
性格上 マジメだし(笑)
それに 俺が望んでいるのは
ダメ猫の方 だよ♡
俺が 居ないと
もう 身体が 満足出来ない でしょう?」
紫優くんの言葉に 目が 点に なった。
「…ソレって
もっと だめって事 なんじゃあ…」
青ざめる私に
紫優くんは 甘やかす様に 私を撫でて
微笑むだけ だった。
「…その内 出家しなきゃ…?」
「煩悩を 取り去る為に?
難しそうだね♡
詩史の身体に 刻まれた 俺の温もりは
そう 簡単には 消えないと 思うけどな〜♪
まぁ 詩史を 逃がす気も 無いけど♡
悪足掻きしないで 俺に 可愛いがられなよ。
居心地良いでしょう?」
甘い… !
紫優くんの低音が 心を 掴む。
紫優くんの 腕の中で 爪を立てながら
震える。
逃げられない !!!
心の中で 叫びながら
今日も 飼い主様の 愛撫に蕩けて
溺愛に 流される。
ちゃんと わかってる。
私は 飼い主様が居ないと 生きて行けない
幸せな 家猫に なったんだ って。
END
詩史と 2人きりなのが 嬉しくって…
困らせたい訳じゃ 無いんだけど…」
さっきまでの 色香は どこへやら…
眉毛を 下げて 紫優くんは 狼狽え始めた。
私が 安心出来る様に 温もりで 包んで
私の様子を見ながら 額や 頬に 口付けする。
こんな風に
踏み留まって 私を 大切に してくれるから…
恨み切れないんだよね…。
望んでいた 安心出来る 触れ合いに
ホッとしちゃう…
安心出来ると…
触れたくなって 繋がりたく なる。
誰の目も 気にせずに…
好きな人と 好きな時に 好きなだけ
触れ合える。
とても 幸せ…
「紫優くん…
やっぱり 同棲は 早まったよ…
私 ダメ人間に なっちゃう…!」
そう… これじゃあ 本当に
紫優くんが 居ないと 生きていけない…
紫優くんしか 目に 入らなくなって
世界の中心が 紫優くんに なっちゃう…。
私の必死の訴えに 紫優くんは 微笑する。
「何言ってるの。
詩史は ダメ人間には なれないよ…?
性格上 マジメだし(笑)
それに 俺が望んでいるのは
ダメ猫の方 だよ♡
俺が 居ないと
もう 身体が 満足出来ない でしょう?」
紫優くんの言葉に 目が 点に なった。
「…ソレって
もっと だめって事 なんじゃあ…」
青ざめる私に
紫優くんは 甘やかす様に 私を撫でて
微笑むだけ だった。
「…その内 出家しなきゃ…?」
「煩悩を 取り去る為に?
難しそうだね♡
詩史の身体に 刻まれた 俺の温もりは
そう 簡単には 消えないと 思うけどな〜♪
まぁ 詩史を 逃がす気も 無いけど♡
悪足掻きしないで 俺に 可愛いがられなよ。
居心地良いでしょう?」
甘い… !
紫優くんの低音が 心を 掴む。
紫優くんの 腕の中で 爪を立てながら
震える。
逃げられない !!!
心の中で 叫びながら
今日も 飼い主様の 愛撫に蕩けて
溺愛に 流される。
ちゃんと わかってる。
私は 飼い主様が居ないと 生きて行けない
幸せな 家猫に なったんだ って。
END
