
飼い猫 🐈⬛🐾
第14章 寂しがる猫
「詩史ちゃん おはよう…!」
学校につくと 早速悠理くんに 声を掛けられた。
「オ… オハヨウ…!」
カチコチの私に 悠理くんが笑った。
「そんなに 警戒しないで…?
いつも通りで… ね?」
「う… うん…。」
悠理くんが 私の首元の 絆創膏に気がついた。
「…また 紫優…」
小さく溜息をついて
「ごめんね。 紫優の嫉妬が 酷いんだろう?」
眉毛を下げ 心配してくれる。
… 悠理くん… 優しい…!!!
紫優くんと 違って すごく優しい…!!!
私は 感動していた。
「? どうしたの? 」
何も言わない私を 心配してくれる。
どうしたの?って…!
しかも 全く策略的で ない…!
カルチャーショックに 近い衝撃を感じていた。
や、普通は そうなのよ!
紫優くんが やっぱり オカシイんだよ…!
私は 自分と心の中で対話する。
「それより 詩史ちゃん… 甘い物食べれる?
詩史ちゃんが 前に食べたい って 言ってたから チーズケーキ 焼いてきたよ?」
こそっと 教えてくれた。
おおお…! テンションが上がる…!
悠理くんは 料理男子 らしくて
前に 妹ちゃんに チーズケーキを 作って
あげたら 好評だったと 言うので
「食べてみたい!」 と話していたのだ。
「…嬉しい…!」
「良かった♪ じゃあ お昼に食べようね!」
悠理くんの 後ろ姿を 笑顔で見送ると、
横から ドス黒い オーラを 感じて ハッとする。
『なに 懐いてんのかな? 食べ物で 釣られ
てんじゃねーよ!』
紫優くんの 天使の様な笑顔に 凍りつく。
背筋が凍るとは まさに この事…!
確かに 今のでちょっと 警戒心は薄れたけど…
悠理くんは 悠理くんだもん…。
今までと 何も変わらない。
悠理くんだって 今まで通りで って 言ってくれてたし…。
それから 私は 今まで通りに…
だけど 今までより少し多く 悠理くんと話をする 事が増えた。
それは 悠理くんが 気にかけて
声を掛けてくれるから なんだけど、
全く嫌じゃなかった。
だから 自然と 周りも…
「あの2人 本当に 付き合い出したんだ…」
という 空気になって
悠理くんと 私が 恋人ごっこを しているなんて 誰も 思っていなかった。
学校につくと 早速悠理くんに 声を掛けられた。
「オ… オハヨウ…!」
カチコチの私に 悠理くんが笑った。
「そんなに 警戒しないで…?
いつも通りで… ね?」
「う… うん…。」
悠理くんが 私の首元の 絆創膏に気がついた。
「…また 紫優…」
小さく溜息をついて
「ごめんね。 紫優の嫉妬が 酷いんだろう?」
眉毛を下げ 心配してくれる。
… 悠理くん… 優しい…!!!
紫優くんと 違って すごく優しい…!!!
私は 感動していた。
「? どうしたの? 」
何も言わない私を 心配してくれる。
どうしたの?って…!
しかも 全く策略的で ない…!
カルチャーショックに 近い衝撃を感じていた。
や、普通は そうなのよ!
紫優くんが やっぱり オカシイんだよ…!
私は 自分と心の中で対話する。
「それより 詩史ちゃん… 甘い物食べれる?
詩史ちゃんが 前に食べたい って 言ってたから チーズケーキ 焼いてきたよ?」
こそっと 教えてくれた。
おおお…! テンションが上がる…!
悠理くんは 料理男子 らしくて
前に 妹ちゃんに チーズケーキを 作って
あげたら 好評だったと 言うので
「食べてみたい!」 と話していたのだ。
「…嬉しい…!」
「良かった♪ じゃあ お昼に食べようね!」
悠理くんの 後ろ姿を 笑顔で見送ると、
横から ドス黒い オーラを 感じて ハッとする。
『なに 懐いてんのかな? 食べ物で 釣られ
てんじゃねーよ!』
紫優くんの 天使の様な笑顔に 凍りつく。
背筋が凍るとは まさに この事…!
確かに 今のでちょっと 警戒心は薄れたけど…
悠理くんは 悠理くんだもん…。
今までと 何も変わらない。
悠理くんだって 今まで通りで って 言ってくれてたし…。
それから 私は 今まで通りに…
だけど 今までより少し多く 悠理くんと話をする 事が増えた。
それは 悠理くんが 気にかけて
声を掛けてくれるから なんだけど、
全く嫌じゃなかった。
だから 自然と 周りも…
「あの2人 本当に 付き合い出したんだ…」
という 空気になって
悠理くんと 私が 恋人ごっこを しているなんて 誰も 思っていなかった。
