
飼い猫 🐈⬛🐾
第17章 捜査
被っていた布団を 取りあげると 紫優くんは
覆い被さって 私を見下ろす。
「確実に 山崎さんでは ないね…
関口さんでも なさそうだ…。
違う学年 なんだね…」
ドキ…ッ!
このまま 尋問されたら バレちゃう…!
私は 目を瞑って 表情を読まれない様にする。
「添田先輩? 菜絵先輩? 彩先輩…?」
紫優くんは 先輩方の名前を羅列する。
私は 固く目を瞑って だんまりを 決め込む。
「… もしかして
高等部じゃ ない…?」
「…っ」
ピクッ
僅かに 反応してしまった 私を
紫優くんは 逃して くれなかった。
「…! まさか… 下?!
中等部…? え… 」
紫優くんも 困惑する。
予想して いなかったに 違いない。
現に 私も 困惑中なのだ。
中学生が 高等部に忍び込んで
先輩を突き飛ばして 負傷させようなど…
そんな 大胆な行動を わざわざ 起こす
なんて… 尋常ではない。
彼女の 心中は 相当 荒れている。
何より紫優くんが…
1番 傷つくかも しれない。
心を痛めて 彼女を 2度と 許さないかも
しれない。
「…どんな子だったとしても
俺は そいつを 許さない。
詩史を ここまで 傷付けたヤツを 絶対に
許さない…!」
紫優くんが 私の頬を 撫でる。
その眼は とても 冷徹で…
「…っ!」
思わず ゾクッと 怯えた。
そう… 紫優くんは たまに
こういう眼を する…。
ソレは決まって 私が 傷付いた時…
恐れていた事態に 怯える。
「…私は 犯人なんて もう いいよ…!
中学生のする事だし…!」
何を し出すか わからない 紫優くんに 怯えて
そう 言ってみた。
「…詩史… やっぱり 犯人を ちゃんと
知ってたな…?」
紫優くんに言われて…
しまった…! と慌てる。
「待って…!」
帰ろうとする 紫優くんの服を掴んで
引き止める。
「詩史… わかってる?
俺は今 相当 怒ってるよ…?」
ドンッ! と ドアに押し付けられて
貪る様な キスに 遭う。
「大怪我してても おかしくなかった!
詩史が あのまま 目覚めなかったらと 思うと
気が 狂いそうだ…!」
足の間に 割って入り 左右に 開かれる。
「何で 言わない…! ?」
覆い被さって 私を見下ろす。
「確実に 山崎さんでは ないね…
関口さんでも なさそうだ…。
違う学年 なんだね…」
ドキ…ッ!
このまま 尋問されたら バレちゃう…!
私は 目を瞑って 表情を読まれない様にする。
「添田先輩? 菜絵先輩? 彩先輩…?」
紫優くんは 先輩方の名前を羅列する。
私は 固く目を瞑って だんまりを 決め込む。
「… もしかして
高等部じゃ ない…?」
「…っ」
ピクッ
僅かに 反応してしまった 私を
紫優くんは 逃して くれなかった。
「…! まさか… 下?!
中等部…? え… 」
紫優くんも 困惑する。
予想して いなかったに 違いない。
現に 私も 困惑中なのだ。
中学生が 高等部に忍び込んで
先輩を突き飛ばして 負傷させようなど…
そんな 大胆な行動を わざわざ 起こす
なんて… 尋常ではない。
彼女の 心中は 相当 荒れている。
何より紫優くんが…
1番 傷つくかも しれない。
心を痛めて 彼女を 2度と 許さないかも
しれない。
「…どんな子だったとしても
俺は そいつを 許さない。
詩史を ここまで 傷付けたヤツを 絶対に
許さない…!」
紫優くんが 私の頬を 撫でる。
その眼は とても 冷徹で…
「…っ!」
思わず ゾクッと 怯えた。
そう… 紫優くんは たまに
こういう眼を する…。
ソレは決まって 私が 傷付いた時…
恐れていた事態に 怯える。
「…私は 犯人なんて もう いいよ…!
中学生のする事だし…!」
何を し出すか わからない 紫優くんに 怯えて
そう 言ってみた。
「…詩史… やっぱり 犯人を ちゃんと
知ってたな…?」
紫優くんに言われて…
しまった…! と慌てる。
「待って…!」
帰ろうとする 紫優くんの服を掴んで
引き止める。
「詩史… わかってる?
俺は今 相当 怒ってるよ…?」
ドンッ! と ドアに押し付けられて
貪る様な キスに 遭う。
「大怪我してても おかしくなかった!
詩史が あのまま 目覚めなかったらと 思うと
気が 狂いそうだ…!」
足の間に 割って入り 左右に 開かれる。
「何で 言わない…! ?」
