飼い猫 🐈⬛🐾
第2章 ファーストキス
眼鏡を奪われて…
紫優くんのおでこが 私のおでこを 小突く。
「詩史のファーストキス♡ 奪っちゃった♡」
紫優くんの るんっ♡と嬉しそうな顔が
至近距離に…
ムカつく…!!!
不意に 紫優くんの指が 私の唇を撫でると
ドキッとした。
「もう1回… シタイな… ♡
今度はもっと、ちゃんと シテあげるから…」
「…するわけないでしょ…!」
力なくも しっかり反論したのに…
紫優くんは 私の言葉を無視して キスをしてくる。
「や…」
抵抗の声を上げるが 力が入らない。
簡単に捕まって… チュッチュと 唇を吸われる。
口内に舌が入り込んで 易々と紫優くんの侵入を
許してしまった。
「ん…っ!」
紫優くんの 唇が… 舌が…
柔らかい…!!!
初めて味わう感覚に ゾクゾクと 震え、戸惑う。
「う…んっ! あ…っ ヤ…ぁ…」
紫優くんの舌が ゆっくりと
楽しむ様に 口内を巡回する。
だ…めぇ … !
紫優くんの シャツを 鷲掴みにして
紫優くんが 与える 快楽に 抗う。
体は 心地良い圧迫感で 抱きしめられ、
紫優くんの指が 髪や頬を 撫でてくる。
その どれもが…
だめ… 気持ち良い…
抵抗したいのに… 力 抜けちゃう…
溺れ ちゃう…
「柔らかい…! 気持ちいい♡」
ご満悦な様子の紫優くんの声。
唇が開放されると 私は くったりと
紫優くんの胸に 倒れた。
しっかりと 抱きしめられて
ふわ…っと 紫優くんの匂いを感じる。
こうやって 紫優くんに抱きしめられると
なんだかんだ 落ち着くんだよね…。
幼稚園の時の 昔の記憶…
微睡んで…
暫くして
ハッとした。
勢いよく 紫優くんから離れる。
何してるの… 私…!
呪いの魔法が 解けた。
「ふふっ。 気持ち良さそうにしてたのに…。
すっかりいつもの詩史に 戻っちゃったね 。」
残念そうに 眉毛を下げて 紫優くんが微笑む。
「…っ サイテイ! 大嫌い…!」
唇を押えて わなわなと震える私に
紫優くんは いつもの爽やかな笑顔を向ける。
「詩史が望むなら いつでも シテあげるよ?」
私から奪った眼鏡を差し出しながら にっこりと
微笑む。
紫優くんから 乱暴に眼鏡を奪って
ドスドスと 足音を立てて 紫優くんから離れた。
紫優くんのおでこが 私のおでこを 小突く。
「詩史のファーストキス♡ 奪っちゃった♡」
紫優くんの るんっ♡と嬉しそうな顔が
至近距離に…
ムカつく…!!!
不意に 紫優くんの指が 私の唇を撫でると
ドキッとした。
「もう1回… シタイな… ♡
今度はもっと、ちゃんと シテあげるから…」
「…するわけないでしょ…!」
力なくも しっかり反論したのに…
紫優くんは 私の言葉を無視して キスをしてくる。
「や…」
抵抗の声を上げるが 力が入らない。
簡単に捕まって… チュッチュと 唇を吸われる。
口内に舌が入り込んで 易々と紫優くんの侵入を
許してしまった。
「ん…っ!」
紫優くんの 唇が… 舌が…
柔らかい…!!!
初めて味わう感覚に ゾクゾクと 震え、戸惑う。
「う…んっ! あ…っ ヤ…ぁ…」
紫優くんの舌が ゆっくりと
楽しむ様に 口内を巡回する。
だ…めぇ … !
紫優くんの シャツを 鷲掴みにして
紫優くんが 与える 快楽に 抗う。
体は 心地良い圧迫感で 抱きしめられ、
紫優くんの指が 髪や頬を 撫でてくる。
その どれもが…
だめ… 気持ち良い…
抵抗したいのに… 力 抜けちゃう…
溺れ ちゃう…
「柔らかい…! 気持ちいい♡」
ご満悦な様子の紫優くんの声。
唇が開放されると 私は くったりと
紫優くんの胸に 倒れた。
しっかりと 抱きしめられて
ふわ…っと 紫優くんの匂いを感じる。
こうやって 紫優くんに抱きしめられると
なんだかんだ 落ち着くんだよね…。
幼稚園の時の 昔の記憶…
微睡んで…
暫くして
ハッとした。
勢いよく 紫優くんから離れる。
何してるの… 私…!
呪いの魔法が 解けた。
「ふふっ。 気持ち良さそうにしてたのに…。
すっかりいつもの詩史に 戻っちゃったね 。」
残念そうに 眉毛を下げて 紫優くんが微笑む。
「…っ サイテイ! 大嫌い…!」
唇を押えて わなわなと震える私に
紫優くんは いつもの爽やかな笑顔を向ける。
「詩史が望むなら いつでも シテあげるよ?」
私から奪った眼鏡を差し出しながら にっこりと
微笑む。
紫優くんから 乱暴に眼鏡を奪って
ドスドスと 足音を立てて 紫優くんから離れた。