飼い猫 🐈⬛🐾
第19章 図書室
朝生先輩の 声がして…
次の瞬間 私は 固まった。
衣服が乱れた 女子を抱き
少し 顔が 火照った 先輩を見つける。
コレは…!!!!!
「わぉ~♡ 先輩 大胆〜♡♡♡」
固まる私の 後ろから 紫優くんが 声を掛ける。
「…何だ 紫優も一緒なのか…!」
乱れた衣服を 整えながら 先輩が立ち上がる。
「秘密にしておいてね♡ 倉田さん♡
それとも 口止め料が欲しい?」
顎を掬われて 先輩の顔が近づくと
紫優くんが 後ろに 私を引っ張った。
「先輩♡ からかい過ぎ…!」
紫優くんが 笑顔で 怒ると 先輩も自分の唇を
撫でて 笑った。
「倉田さんは 有名人だから♡
最近は特に 優等生の二股 ってね…
結局、学校の プリンスを 射止めた って?
結構 そういうのがスキなのかな?って♪」
私は 不機嫌を露わに 先輩を 睨む。
小学校から「男好き」だの「悪女」だの
言われてきた。
私が… 最も 嫌悪する 偏見だ。
怒りで 震える…!
が
喚いた所で ただの遠吠えになるのは 経験済み。
所詮は みんな 面白がってるだけ なんだ。
拳を握りしめて 屈辱に 耐える。
だから 私は 自分を 透明に 磨いてきた。
優等生の品位を 落とさない様に 努力してきた。
「酷い言われ様ですね♡
詩史は みんなが 期待する 真っ白な優等生
ですよ…
最初から 俺としか 付き合ってない…。
傷付けるなら 先輩でも 容赦しませんよ…?」
紫優くんが 擁護して くれる。
「えー… そうなのぉ?
倉田さんは ちょっと手が出しづらい 真っ白な
優等生だったから…
二股とか 面白いと思ってたのに~☆」
「残念でしたねぇ〜!
染め上がりを 楽しみにしてて下さいね♡」
私は バカらしい とばかりに 貸出しの準備を
始める。
先輩は 彼女(? かどうかも怪しい…)と
出て行き 紫優くんと 2人だけに なった。
「…ごめんね 詩史…」
突然 紫優くんが 謝ってきたので 驚く。
「俺と居ると 嫌な目に ばかり 遭うね…」
しゅん…っと わかり易く
気落ちして みせる。
「…そうよ!
嫌な目にばかり 遭うわ…
小学校の時から…!」
準備が終わって 貸出し席に座ると 私は
眼鏡を外して レンズを 拭く。
次の瞬間 私は 固まった。
衣服が乱れた 女子を抱き
少し 顔が 火照った 先輩を見つける。
コレは…!!!!!
「わぉ~♡ 先輩 大胆〜♡♡♡」
固まる私の 後ろから 紫優くんが 声を掛ける。
「…何だ 紫優も一緒なのか…!」
乱れた衣服を 整えながら 先輩が立ち上がる。
「秘密にしておいてね♡ 倉田さん♡
それとも 口止め料が欲しい?」
顎を掬われて 先輩の顔が近づくと
紫優くんが 後ろに 私を引っ張った。
「先輩♡ からかい過ぎ…!」
紫優くんが 笑顔で 怒ると 先輩も自分の唇を
撫でて 笑った。
「倉田さんは 有名人だから♡
最近は特に 優等生の二股 ってね…
結局、学校の プリンスを 射止めた って?
結構 そういうのがスキなのかな?って♪」
私は 不機嫌を露わに 先輩を 睨む。
小学校から「男好き」だの「悪女」だの
言われてきた。
私が… 最も 嫌悪する 偏見だ。
怒りで 震える…!
が
喚いた所で ただの遠吠えになるのは 経験済み。
所詮は みんな 面白がってるだけ なんだ。
拳を握りしめて 屈辱に 耐える。
だから 私は 自分を 透明に 磨いてきた。
優等生の品位を 落とさない様に 努力してきた。
「酷い言われ様ですね♡
詩史は みんなが 期待する 真っ白な優等生
ですよ…
最初から 俺としか 付き合ってない…。
傷付けるなら 先輩でも 容赦しませんよ…?」
紫優くんが 擁護して くれる。
「えー… そうなのぉ?
倉田さんは ちょっと手が出しづらい 真っ白な
優等生だったから…
二股とか 面白いと思ってたのに~☆」
「残念でしたねぇ〜!
染め上がりを 楽しみにしてて下さいね♡」
私は バカらしい とばかりに 貸出しの準備を
始める。
先輩は 彼女(? かどうかも怪しい…)と
出て行き 紫優くんと 2人だけに なった。
「…ごめんね 詩史…」
突然 紫優くんが 謝ってきたので 驚く。
「俺と居ると 嫌な目に ばかり 遭うね…」
しゅん…っと わかり易く
気落ちして みせる。
「…そうよ!
嫌な目にばかり 遭うわ…
小学校の時から…!」
準備が終わって 貸出し席に座ると 私は
眼鏡を外して レンズを 拭く。