飼い猫 🐈⬛🐾
第21章 愛茉ちゃん
白い肌。 ふわふわの髪の毛。
大きな瞳に 形の良い鼻と
可愛い口…
長い手足… 細っ…!
相変わらず 可愛い子だなぁ…
と 愛茉ちゃんに見惚れる。
私なんかが オシャレしても…
この子の素材の良さには 勝てないわ…
と 思っていると…
「私の紫優を盗ったクセに!!!!!」
愛茉ちゃんの言葉に ぎょっとする。
「ちょ… ちょっと愛茉ちゃん…! 違う…」
「M大高校の 倉田詩史先輩が 私の好きな人を奪って 更に 二股…」
大声で 周りの人に聞こえる様に 騒ぐ
愛茉ちゃんの口を 思わず 塞いだ。
周りの人達の 視線が痛い。
「愛茉ちゃん… 落ち着いて…! 話そう…!」
「詩史ちゃん…! どうしたの?」
騒ぎを聞きつけ 悠理くんが 戻って来た。
「悠理くん…! !!!! 」
突然 足に痛みを感じて しゃがみ込む。
愛茉ちゃんが 私の足を踏みつけ 逃走した。
「…ぁいつ…!
悠理くん 悪いけど あの子 捕まえて…!」
悠理くんが 捕まえ様と 愛茉ちゃんを
追いかける
と…
「きゃああああ!!!!」
叫ばれて 悠理くんが固まった。
くそ…っ! 私が捕まえるしかないか…!
でも… 今日に限って ヒールなのよ…!
立ち上がり 愛茉ちゃんを 追いかける
が…
愛茉ちゃんは 突然現れた お兄ちゃんに捕まった。
「ハイ! 愛茉… そこまでだよ?」
「げ…っ! 怜央くん?!!! 何で?!」
「何 言ってるんだ…。
自分で居場所バラしておいて…。」
「はぁ?!」
「紫優に写真を送っただろう?
詩史と悠理くんの 映画館ツーショット!
お陰で こっちのデートは 台無しなんだけど…」
お兄ちゃんと 愛茉ちゃんのやり取りに
唖然とする。
はぁ…?!
紫優くんに そんなモンを 送りつけてたの…?!
それから ゾクッと 背後に寒気を感じて
恐る 恐る 振り返る…
「今日はまた…
随分と 可愛い格好をしてるんだね♡」
紫優くんの 天使の笑顔に出会って… 固まる。
怒ってる !!! と 焦る。
「俺とのデートを 断っておいて
悠理とデート?」
乱暴に 手首を掴まれて
腕の中に 閉じ込められた。
人目を憚らず…
紫優くんは 私にキスをする。
「ん…っ! ヤ…だ!」
大きな瞳に 形の良い鼻と
可愛い口…
長い手足… 細っ…!
相変わらず 可愛い子だなぁ…
と 愛茉ちゃんに見惚れる。
私なんかが オシャレしても…
この子の素材の良さには 勝てないわ…
と 思っていると…
「私の紫優を盗ったクセに!!!!!」
愛茉ちゃんの言葉に ぎょっとする。
「ちょ… ちょっと愛茉ちゃん…! 違う…」
「M大高校の 倉田詩史先輩が 私の好きな人を奪って 更に 二股…」
大声で 周りの人に聞こえる様に 騒ぐ
愛茉ちゃんの口を 思わず 塞いだ。
周りの人達の 視線が痛い。
「愛茉ちゃん… 落ち着いて…! 話そう…!」
「詩史ちゃん…! どうしたの?」
騒ぎを聞きつけ 悠理くんが 戻って来た。
「悠理くん…! !!!! 」
突然 足に痛みを感じて しゃがみ込む。
愛茉ちゃんが 私の足を踏みつけ 逃走した。
「…ぁいつ…!
悠理くん 悪いけど あの子 捕まえて…!」
悠理くんが 捕まえ様と 愛茉ちゃんを
追いかける
と…
「きゃああああ!!!!」
叫ばれて 悠理くんが固まった。
くそ…っ! 私が捕まえるしかないか…!
でも… 今日に限って ヒールなのよ…!
立ち上がり 愛茉ちゃんを 追いかける
が…
愛茉ちゃんは 突然現れた お兄ちゃんに捕まった。
「ハイ! 愛茉… そこまでだよ?」
「げ…っ! 怜央くん?!!! 何で?!」
「何 言ってるんだ…。
自分で居場所バラしておいて…。」
「はぁ?!」
「紫優に写真を送っただろう?
詩史と悠理くんの 映画館ツーショット!
お陰で こっちのデートは 台無しなんだけど…」
お兄ちゃんと 愛茉ちゃんのやり取りに
唖然とする。
はぁ…?!
紫優くんに そんなモンを 送りつけてたの…?!
それから ゾクッと 背後に寒気を感じて
恐る 恐る 振り返る…
「今日はまた…
随分と 可愛い格好をしてるんだね♡」
紫優くんの 天使の笑顔に出会って… 固まる。
怒ってる !!! と 焦る。
「俺とのデートを 断っておいて
悠理とデート?」
乱暴に 手首を掴まれて
腕の中に 閉じ込められた。
人目を憚らず…
紫優くんは 私にキスをする。
「ん…っ! ヤ…だ!」