僕は魔女にはなれない!
第2章 魔獣の役割り
『――――俺様の存在意義は~?』
「いや――――…違う、そのあと!」
僕は、白カラスを押しやると――――…聞き捨てならない台詞をもう一度確認する
『――――主の…性欲処理?』
「そ!それ!!!」
僕は、顔を赤くして白カラスを見る
『“性欲処理”するだろ?オナニーぐらい!
特に、【魔女】は性欲が強いんだよ…だから、魔獣が人に変化して相手すんの!魔獣と【魔女】はいつも一緒に行動するから……何かと都合がいいんだろ?相性もいいしな』
僕は、その手の話にど~も疎いと言うか…恥ずかしくて…経験が無いのである…
そ、それなのに――――…
「ぼ、僕には……関係ないよね?だって、【魔女】じゃないし――――…そう言う事を……したことが――――…無いんだから…」
僕は、考えただけで恥ずかしくて白カラスに背を向けた