僕は魔女にはなれない!
第8章 ハッピーバースデイ!
「解らないが・・・・ここに書かれている紋章は魔女王直々のモノだ・・・結構重要な文章だ・・・これ」
前田の手にしている手紙はあっちの世界では重要な文章らしく・・・
行きたくないと――――・・・駄々をこねてはいけないものかも知れなかった…
「――――・・・そんな」
僕は更に落ちこみ――――・・・うつ向いてしまった
「――――・・・なら、皆で行こう」
「は?前田・・・お前――――」
「――――・・・夢路と白夜だけ行ったら帰っては来れないかも知れないけど・・・俺たちと一緒になら帰さない訳にはいかないだろ?」
前田が僕の背中をポンと軽く叩く・・・・
「///でも、そんなことに・・・前田や先生を巻き込めない」
顔を上げて前田をや先生を見る――――・・・
「///俺は・・・巻き込まれたい」
「――――・・・先生も・・・夢路君を易々と魔女達に渡したくない」