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僕は魔女にはなれない!

第3章 昨日と違う僕?!



「///へ、変な気分になってきた……」



「どんなに気分だよ!!」



と、次の瞬間!バスがカーブに差し掛かったのか大きく揺れた――――…と、同時に僕は前田に抱き締められる!





「あっ!///な――――?!」



驚いて振り払おうとしたが、満員車両では身動きが出来ず――――…僕は前田にハグされたまま…移動となった



「前田!?///前田ってば!どうしたんだよ!?」



「///キス――――…したい…」



抱きついた事により僕は前田の胸にスッポリと収まっているわけだが…前田の声が…僕の頭皮を振動させながら呼吸までしているのが解った…



「///はぁ?――――今…何て?」



「///す~ハァ~……キス…したいな…夢路と」





またもや…頭皮を香りながらの解答にゾゾゾ――――っと、鳥肌が立った!




え?ええ?!前田って…こんな…こんな奴だっけ?



頭皮の、臭い…フェチ?



いやいや!!違うか?臭い嗅いで“キス”したくならないよな?


え?ええ?







「なぁ――――…夢路?いいだろ?」



僕は、慌てて顔を上げる!!!前田が僕をからかっているかも!と、思ったからだ!!





が――――――――…





「ん――――………ん、ん…」




顔を上げた瞬間…僕は満員車両の通学バスの中で…



同級生の友達に…唇を奪われる






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