僕は魔女にはなれない!
第3章 昨日と違う僕?!
僕は、本に貼られている棚番号と棚を見比べながら本を戻していく
しかし、朝の前田はおかしかった…
「――――なんで、僕にあんな事したんだろ…」
『おい、バカ主……出掛ける時俺様が注意する様にって――――…いったよな!!』
僕は、白夜の声に「ひっ!」と、後ろを振り返る!
と、図書室の窓の外に銀杏木の枝が見えており…そこの枝に白夜が停まっていた
「は、白夜?!な、なんでここに~!」
僕は、慌てて窓に駆け寄ると窓を開けた!
『注意する様にって――――…言ったよな!!』
「///え?そんな事言ってた?」
僕は、小声で白夜に、向かって話しかける
『言った!!バカ野郎!興奮しない限り…誘惑フェロモンは出ないって!
お前、満員車輌でドキドキするような事でもあったんじゃないか?しかも、あの前田ってやつに?』
僕は、「ん~…」と、考えながら手に積んでいた本を何冊か順番を入れ換える