もう無理、抜いて、イかないで出さないで
第18章 【毒親育ちの私は見られてイクことしか出来ずに…】
クタクタになって登校したり、帰って来たら父親が帰るまでの短い時間しか自分の時間はない。
宿題してご飯を作れば兄も父も帰って来る。
「もうすぐ宅配便が来るからな、わかってるな?」
「………はい」
わざわざ時間指定しての宅配便。
サインをして受け取らなければならないのだけど。
父親の言っている意味は違います。
ただ受け取るだけではない。
インターホンが鳴れば私が出る。
汗だくのオジサンが愛想良く玄関で荷物を手渡してくれる。
「入ってください」とドアを閉めて完全に中に入れるのだ。
ハンコを押すフリをして
「今、誰も居ないので」と身体をくっつける。
当然、不審に思うだろう。
距離を取ろうとするのもわかる。
だが、隠れて見ている父親の視線が私を突き動かすのだ。
「オジサン良い匂いする」
「え?汗だくだよ、それよりハンコもらえる?サインでも良いけど」
そんな話聞くはずもありません。
私に課せられたのはこんな事じゃない。
そっとズボンの上からアソコに触れる。
腰を引いて「何してるの?」って慌ててる。
だから素直に言うの。
「オジサンの舐めたい、良い?すぐ終わるから」
「え?え?配達途中だから急いでるんだけど」
女子高生からの突然のお強請りに終始困惑している。
作業服から加齢臭と汗の混じった何とも言えない酸っぱい匂い。
父親と似ている。
厭らしく手を動かして勃たせていくよ。
私の手を止めようとするけど硬くなってきたね。
「ちょ、本当に……こういうの興味あるのかも知れないけど自分を大切にした方が良いよ?オジサンもう行くね?これ、届けたからね?」
あ、行ってしまう、どうしよう、怒られる。
このまま帰したら何されるかわからない。
急いでしゃがみズボンを下ろす。
「コラ、ダメだよ、オジサンの臭いし」
「臭いのが良いの、ちょうだい」
キョロキョロして「本当に誰も居ないの?すぐ帰って来るんじゃない?」と心配している。
「大丈夫、父子家庭だし今日は遅くなるって言ってた」
「そうなの?こういうこと、誰にでもしてるの?」
「ううん、オジサンが初めて」
「な、舐めるだけ?」
「オジサンが決めたら良いよ」
「え?」