万華鏡トワイライト
第4章 それから……
生活に大きな変化があったわけでは無い。いや、あったか。
相変わらず、夕方にご飯を食べてから出勤し、夜遅くまで働き、深夜に帰宅する生活。ただし、食事と睡眠のリズムを変えた。帰宅後の夜食を辞めて、帰ったらお風呂だけ入ってすぐ寝ることにしたこと。
どんなに遅くても2時までには寝て、朝は7時頃に一旦起きる。朝食を親と一緒に食べて、母親のやっている朝の家事を手伝える範囲で手伝ってから、9時過ぎ、日によっては10時ぐらいから昼寝をする。それもソファーでごろ寝とかではなく、きちんとパジャマに着替えてベッドに入って、しっかり寝る。
昼過ぎにまた起きて、昼食は食べないか、本当にごくごく軽く済ませて、夕方までは自分の好きなように過ごす。本やマンガを読んだり、ゲームをしたり、散歩をしたり、最近は、料理の練習もしている。料理って結構頭を使うし、拘ってみると意外に面白い。夕方になったら、しっかりとご飯を食べてから、仕事に向かう。夕方から起きて仕事に行っていたころよりも、早めに起きるようになった今のほうがなんとなく仕事も捗っている…ような気がする。いつか、掃除や皿洗いだけでなく、今の仕事で、なにか一品だけでもいいから最初から最後まで料理を一品任されるようになりたい、と、少し仕事に対する欲みたいなものも出てきた。
住んでいる家も、仕事の内容も、何も変わっていないし、疎遠だった友達と連絡取り合うようになったわけでも、恋人が新しく出来たわけでもないけど、私は、今、とっても幸せだ。
どんな自分でもそのままで生きていけばいいんだ、って、そんな気持ちになれた。
最近は、いつでも鞄にしのばせて、万華鏡を持ち歩いている。なんとなく暗い気持ちになりかけた時に、覗きこんでくるくる回して、万華鏡の模様を楽しむだけで、亡くなったおばあちゃんが寄り添ってくれてるような感じがして、心が落ち着くから。
相変わらず、夕方にご飯を食べてから出勤し、夜遅くまで働き、深夜に帰宅する生活。ただし、食事と睡眠のリズムを変えた。帰宅後の夜食を辞めて、帰ったらお風呂だけ入ってすぐ寝ることにしたこと。
どんなに遅くても2時までには寝て、朝は7時頃に一旦起きる。朝食を親と一緒に食べて、母親のやっている朝の家事を手伝える範囲で手伝ってから、9時過ぎ、日によっては10時ぐらいから昼寝をする。それもソファーでごろ寝とかではなく、きちんとパジャマに着替えてベッドに入って、しっかり寝る。
昼過ぎにまた起きて、昼食は食べないか、本当にごくごく軽く済ませて、夕方までは自分の好きなように過ごす。本やマンガを読んだり、ゲームをしたり、散歩をしたり、最近は、料理の練習もしている。料理って結構頭を使うし、拘ってみると意外に面白い。夕方になったら、しっかりとご飯を食べてから、仕事に向かう。夕方から起きて仕事に行っていたころよりも、早めに起きるようになった今のほうがなんとなく仕事も捗っている…ような気がする。いつか、掃除や皿洗いだけでなく、今の仕事で、なにか一品だけでもいいから最初から最後まで料理を一品任されるようになりたい、と、少し仕事に対する欲みたいなものも出てきた。
住んでいる家も、仕事の内容も、何も変わっていないし、疎遠だった友達と連絡取り合うようになったわけでも、恋人が新しく出来たわけでもないけど、私は、今、とっても幸せだ。
どんな自分でもそのままで生きていけばいいんだ、って、そんな気持ちになれた。
最近は、いつでも鞄にしのばせて、万華鏡を持ち歩いている。なんとなく暗い気持ちになりかけた時に、覗きこんでくるくる回して、万華鏡の模様を楽しむだけで、亡くなったおばあちゃんが寄り添ってくれてるような感じがして、心が落ち着くから。