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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第9章 ちょっとしつこいから怖かったよぉっ

「えーっと、から揚げいくつご所望でしょうかぁ?」

「あ、サラダもあるじゃん。
いいよ、そこにあるの全部で」

「全部?
煮物も―――」

「あー、そんなのはいらねーから。
いくら?」


相変わらず自分でカウンターまで持って来ず私に運ばせて、まだレジも通してないのにいくら?とか言ってくる。

いるんだよね。明らかにまだバーコード通してないんだから、いくらってすぐに暗算できないでしょー!!

それと、煮物を仲間はずれにするなー!!






「……はい、420円のお返しです。
ありがとうございますまたお越しくださいま――」

「だからさぁ、なんでこんな時間までいるのって聞いてるのは無視?」

ひぇー。
今日はやけにしつこいみたいだ。
それに、もう完全に私の顔は覚えられてるよね。

お客さんの中には好かれたい良いお客さんもいるけど、逆に覚えられたくない苦手なお客さんだっている。
こういう人には、さっさと会計して帰ってほしいのに、なんで食いついてくるのーっ

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