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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第9章 ちょっとしつこいから怖かったよぉっ



「……なんだ、ひな坊。
今日は暇だったのに、やけに疲れてる顔だな」

私服に着替え、一緒にスタッフ用通路を歩いていると、そんな事を久保店長に言われた。

「昼の時に言ったお客さん、さっき来たんですよぉ。
ほら、久保店長がはよ片付けんとって喚いてた時です」

「喚いて悪かったなっ。
あれはひな坊が客に絡まれてると思って、わざと言ったんだよ」

「あっ、そうだったんですか!
でもおかげで、旦那いるのに何で働いてるのって変な事聞かれて面倒だったんですよぉっ」

久保店長、私がお客さんに絡まれてるってわかってたんだ。
だけどアレは気が利くって言うか、店長らしい何かはないのって思っちゃうよーっ


「何でって、仕事が好きだからですって言えばよかったじゃないか。
あんまうろたえると、客も調子にのるから気をつけろよ」

「はぁい」

接客もやってると、こういう事にまで気を付けないといけないんだから疲れちゃうよ。
そんな接客込みのこの仕事が好きだからですって、それはちょっとビミョーかもだよー。

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