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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第9章 ちょっとしつこいから怖かったよぉっ

こんな夜分に話しかけてくるなんて誰だろう。
なんて振り返った時には、後悔しかないのだ。

「なっ!?」

「よぉ、お疲れ」

せめて気付かない振りして逃げちゃえば、たとえ後から知ってる人だとしても「暗くてよく見えなかったんですー」ってごまかせるんだよ。

だけど一度目が合ってしまうと、気付いたのバレバレだもんねー!


「こんな時間まで働いて、旦那は何やってんの?」

「……っっ」

閉店間際にやって来て私に絡んだものの、閉館アナウンスで諦めて帰ったハズのアイツ(お客さん)が、まさか仕事帰りに出くわすなんて思いもしなかった!

しかも、ソイツ(お客さん)は車に乗っていて、歩く私のスピードに合わせてノロノロ運転している。
それで窓を開けた状態で話しかけてくるなんて、そうまでしてって感じだよ!


……ていうか…、職場ではない外でコイツ(お客さん)に話しかけられるなんて、どう追い払ったらいいんだろう。

えっ、もうここじゃ閉店のアナウンスも何も流れて来ないんだよ!?

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