毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画
第9章 ちょっとしつこいから怖かったよぉっ
プップッ
短くクラクションが鳴ったかと思ったら、後ろから一台の車が走り、私の前で停まった。
窓を開けたドライバーは……
「待たせたな、ひな坊。
こっち乗れ」
「久保店長!?
どうして――」
「急いでんだ。
早くしろ」
「は、はい!」
言われた通り久保店長の乗る車の助手席に乗り込むと、すぐに走り出した。
振り返って後ろを見ると、あのお客さんの車がだんだんと小さくなっていく。
…よかった。
さすがに追いかけては来ないみたいだ。
「はぁぁ」
安心したのか、急に身体が脱力したようにぐったりした。
まさか久保店長に助けられるとは思わなかったよぉぉ。
「外でも絡まれるとは、相当な客だったな。
ひな坊、大丈夫か?」
「はぃ…。
でも久保店長、どうしてここに?」
「残った煮物入れてる袋あるだろ?
お前自分の袋に携帯を入れてたみたいだが、それがわしの方に来てたんだよ」
「えぇ!?」
久保店長から煮物が入ってる袋を渡されると、その中には私のスマホが一緒に入っていた。
同じ煮物を同じレジ袋に入れてたから、持って帰る時に取り間違えたんだ。
でも、そのおかげで久保店長に助けてもらえたし、間違えててよかったよぉぉーっ
「ついでに家の近くまで送っていくか。
さすがに怖かったろうしな」
「ううっ
ありがとうございます、久保店長ぉ」
短くクラクションが鳴ったかと思ったら、後ろから一台の車が走り、私の前で停まった。
窓を開けたドライバーは……
「待たせたな、ひな坊。
こっち乗れ」
「久保店長!?
どうして――」
「急いでんだ。
早くしろ」
「は、はい!」
言われた通り久保店長の乗る車の助手席に乗り込むと、すぐに走り出した。
振り返って後ろを見ると、あのお客さんの車がだんだんと小さくなっていく。
…よかった。
さすがに追いかけては来ないみたいだ。
「はぁぁ」
安心したのか、急に身体が脱力したようにぐったりした。
まさか久保店長に助けられるとは思わなかったよぉぉ。
「外でも絡まれるとは、相当な客だったな。
ひな坊、大丈夫か?」
「はぃ…。
でも久保店長、どうしてここに?」
「残った煮物入れてる袋あるだろ?
お前自分の袋に携帯を入れてたみたいだが、それがわしの方に来てたんだよ」
「えぇ!?」
久保店長から煮物が入ってる袋を渡されると、その中には私のスマホが一緒に入っていた。
同じ煮物を同じレジ袋に入れてたから、持って帰る時に取り間違えたんだ。
でも、そのおかげで久保店長に助けてもらえたし、間違えててよかったよぉぉーっ
「ついでに家の近くまで送っていくか。
さすがに怖かったろうしな」
「ううっ
ありがとうございます、久保店長ぉ」