毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画
第10章 デキちゃったかもしれない…!
ついつい事務所のドアのギリギリに張り付いて、レジの様子を食い入るように見た。
久保店長の背中と、例のお客さんが会計しているのが見える。
「………」
…あのお客さん、相変わらずから揚げやら何やらをいくつも買ってくれているみたいだけど、久保店長相手には何も言ってないみたいだ。
「………」
普通にお金も払ってたし、そのまま普通に帰って行った。
「…あ」
そして流れてきた、閉館アナウンス。
事務所から出ると、そっとレジの方に向かって覗き込む。
……うん、あいつの姿ももう見えないし、完全に帰ったみたいだね。
「……久保店長…」
「おお、ひな坊か。
もうすぐ精算終わるから、先に着替えていてもいいぞ」
「あ、はい。
…あのお客さん、何も言ってきませんでしたね」
金種別を打ち込みながら、今日の売り上げレポートを日報に書き込んでいる久保店長。
さすが、精算の手際も早いですっ!
「ま、わしみたいなおっさんに絡んでも、ひな坊みたいに面白くはないだろうからな」
「えー、私って面白いんですかぁ?」
こっちはどうにかして気持ちよく帰ってもらおうと、気を遣ってるくらいなのになぁ。
あー、私もおっさんになってみたいものです!(違うか)
久保店長の背中と、例のお客さんが会計しているのが見える。
「………」
…あのお客さん、相変わらずから揚げやら何やらをいくつも買ってくれているみたいだけど、久保店長相手には何も言ってないみたいだ。
「………」
普通にお金も払ってたし、そのまま普通に帰って行った。
「…あ」
そして流れてきた、閉館アナウンス。
事務所から出ると、そっとレジの方に向かって覗き込む。
……うん、あいつの姿ももう見えないし、完全に帰ったみたいだね。
「……久保店長…」
「おお、ひな坊か。
もうすぐ精算終わるから、先に着替えていてもいいぞ」
「あ、はい。
…あのお客さん、何も言ってきませんでしたね」
金種別を打ち込みながら、今日の売り上げレポートを日報に書き込んでいる久保店長。
さすが、精算の手際も早いですっ!
「ま、わしみたいなおっさんに絡んでも、ひな坊みたいに面白くはないだろうからな」
「えー、私って面白いんですかぁ?」
こっちはどうにかして気持ちよく帰ってもらおうと、気を遣ってるくらいなのになぁ。
あー、私もおっさんになってみたいものです!(違うか)