テキストサイズ

毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第10章 デキちゃったかもしれない…!

精算を済ませた久保店長と並んで、デパートの通用口から地上に出た。
ここから、駐車場に向かう久保店長とは帰り道も別れるようになるのだ。

今日はちゃんとスマホも自分のバッグに入れてるし、帰りは遠くなっても安全そうな道を選んで帰るぞ!


「そうだ、ひな坊。
お前に提案があるんだけどな」

「え、提案って何のですか?」

「ひな坊の勤務時間を、朝からアイドルまでにしようかと思うんだけどな。
そうしたら、こんな遅い時間に帰る事もないから良いんじゃないか?」

「え、そんな事してもいいんですか!?」


ここに勤めて15年は経つけれど、今までずっと午後からラストまでを受け持っていた。
だけど、まさかここに来て勤務時間を変更する可能性があったなんて思いもしなかったよー!


「ひな坊は午前中の店の様子は知らんだろうからな。
オープンの流れも、知りたいじゃろう?」

「そうですね。
午前中のお客さんの様子とか、見てみたいし」

「それで店全体の流れが見えたら、店長としてもやっていけそうだしな!」

「店……ええーっ!!?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ