テキストサイズ

毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第10章 デキちゃったかもしれない…!

最近よく聞くようになった久保店長の冗談だ。
どうかすると、パートさんまで大袈裟な事を言ってくるけど、そんなわけないでしょー!

確かに午後から閉店で帰るよりかは、朝から夕方までで帰るって方が慎吾くんとの時間も増えるし、これから赤ちゃんをお腹に抱えて仕事するならその方が有り難い話ではあるんだよね。

そういう意味では、ぜひとも勤務時間の変更は私からもお願いしたいくらいだ。

――けれども。


「もぉ、久保店長ってば、だから私なんかが…」

「お前はわしがずっと育ててきたからな、この店を継いでいけるの、わしは期待してるぞっ」

「…えっ」

「来た当初はひよっこだったひな坊も、今じゃすっかり看板娘だ。
腕も上げたし、発注もスムーズだし、臨機応変もきくし。
お前は唯一わしが認めた逸材じゃからな」


「―――――――っ」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ