無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「ひな、お風呂のお湯入ったよ。
冷めないうちに行こっか」

「うん」


今でもお風呂は、毎日慎吾くんと一緒に入ってる。
それは夫婦のコミュニケーションってのもあるし、私に何かあってもすぐに気付けるようにって慎吾くんが言ってくれた。


「ひな、痒いとこない？
トリートメントする前に、ちょっとお湯に浸かってあったまろうね」

「はぁい」

シャンプーも毎日してくれるし、お腹も毎日優しく撫でてくれるし、今では声もかけてくれたりもするよ。


「ベビちゃんたち、ママのお腹の中は快適かなー？
こっちと、こっちにいるのかな？」

「あっあっ、いま動いたよ！
ここと、ここ！」

「本当ー！？
すげー！！」

赤ちゃんが成長していくといろんな変化を見せてくれて、それをふたりで一緒に喜んじゃう。


「あーっ、俺めっちゃ楽しみすぎて待ち切れないーっ
どんな子が生まれてくるのかなぁ。
早く会いたいなぁ」

「ホントだね」


だけどこの頃から、ずっと毎日してたエッチもなくなってきたかなぁ。