毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画
第40章 この虚無感に耐えられるのか!?
「あ、盆子原クン」
「あぁ、藤村」
病院を出ようとした際、受付にいる藤村が声をかけてきた。
「いよいよ入院って事は、赤ちゃんもうすぐだね」
「でも、まだもう少し先だろ?
今のうちに、早く俺の方がしっかりしなきゃ!」
そうは言っても、ひなはもうこんな状況でも落ち着いていたし、俺の方が全然テンパってる。
もういつ生まれても良いように、ひなは心の準備ができてるんだ。
「管理入院は診療時間内でしか面会駄目みたいだから、明日からちょっと来れないんだ。
藤村、もしひなに何かあったら、すぐ俺に知らせてくれよな。じゃないと俺……っ」
「んもー、そんなの当たり前じゃない!
産婦人科舐めないでよ!」
「あ…ごめん」
あー駄目だ! やっぱ俺まだキョドってるなぁ。
こりゃむしろ家でひとり、頭冷やさなきゃだ…!