毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画
第40章 この虚無感に耐えられるのか!?
「いらっしゃいませ、こんばん………あらっ」
「こんばんは」
ひなの元職場に行き、今日の晩ごはんのおかずを選んでレジに持って行った所で、ハッとレジのおばちゃんが目を見開いた。
俺がひなの夫なのは、ここでは顔バレしてたっけな。
「まぁ! いらっしゃい!!
ひなちゃんは元気?
赤ちゃん生まれた?
あらっ、おかずこれじゃ足らないんじゃない?」
早速マシンガン攻めが来たのはウケるんだけど、そんなに一度に質問されても困るよーw
「ひななら元気ですよ。
もうすぐ生まれそうなんですけどね。今日から入院して様子見てるんです。
だからこれは、俺ひとりの晩ご飯なんですよ」
「まぁそうなの!
男が家にひとりだと、ひなちゃんも心配よねっ
いろんな惣菜作っておくから、よかったら毎日いらっしゃいな!
ひなちゃんにも、頑張ってって伝えてくれる?」
「ありがとうございまーす。
了解ですよー」
あー、ここでも心配されちゃったな。
ていうか、男が家にひとりだと、そんなに心配なもん?
男って信頼ないなー。
「はい、40円のお返しね。
また明日もいらっしゃいね、婿さん」
「はーい、ありがとうございます」
俺はひなが頑張ってる間、ひとりで家の事も自分の事も頑張るもんね!
さ、帰ったらご飯食べて風呂を入れるぞー!