毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画
第41章 とうとう、俺達のベビちゃんズが…!
病院に着くと、さすがに診療時間も過ぎているから待合室には誰もいなかった。
だけど受付の所にいた藤村が、俺が来たのに気付くとすぐに案内をしてくれた。
「盆子原クン!
奥さん、もう分娩室の方に行ったよ!
こっち!」
「ああ!」
そこは今まで行ったことのある診察室とは違う方向で、今ひなが入院してる病室なんかがある所だ。
「あっ、もしかして妹尾さんの旦那さん?」
ナースステーションの前を通りかかると、看護師さん?か助産師さんかわからないけど、白衣を着た人が俺の方に駆け寄った。
「妹尾さん、奥さんもう分娩室に入ってますので、ご案内しますね。
その前に、こちらの予防着を着用して下さい」
「あ、は、はいっ」
白衣の女性から予防着を受け取ると、後ろにいる藤村がここで引き返した。
「盆子原クン、あたしは事務だからここまでしか案内できないの。
後は、盆子原クンがしっかり奥さんをサポートしてあげてね」
「ああ、サンキューな!
また報告するよ」
俺は藤村に手を振ると、分娩室に急いだ。