毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画
第41章 とうとう、俺達のベビちゃんズが…!
「ひなっ」
案内された分娩室に入ると、そこには既に分娩台に乗っているひなと、その周りに何人かの白衣を着たスタッフや先生がバタバタしていた。
最後に見た元気そうなひなの姿とは違って、よくテレビのドキュメントで見るようなあの緊迫感のあるシーンそのまんまだ。
「妹尾さん、吸引カップ使ってこちらからもお手伝いしますね」
「ちょっと麻酔しますよ」
「はい、少し切開しますね」
頭ではわかってたつもりでも、目の当たりにすると俺の方が緊張して心臓がドキドキしてくる。
だけど苦痛で漏らしたひなの声を聞いて、俺はハッとした。
「ひなっ!」
俺はベッドの頭元に駆けつけると、ひなの手を握った。
「慎吾くんっ」
「ひな、待たせてごめんね。
後もう少しだよ、頑張ってな!」
「ぅんっ」
「妹尾さん、次の波で強くいきんで下さいね。
それまで息は止めないで、目もしっかり開けて!」
「は、はぃっ」
俺にできる事は、ひなの側にいてあげる事だけだ。
額の汗の玉を拭ってあげると、いきんでいる手の上から自分の手を重ねた。
ひな、頑張れ!!
―――そして…
「はい、いきむのを止めて下さい!
ハッハッと短い息をして……………………はーい、おめでとうございまーす!!」
わ、わ、わあああぁーーっ!!
案内された分娩室に入ると、そこには既に分娩台に乗っているひなと、その周りに何人かの白衣を着たスタッフや先生がバタバタしていた。
最後に見た元気そうなひなの姿とは違って、よくテレビのドキュメントで見るようなあの緊迫感のあるシーンそのまんまだ。
「妹尾さん、吸引カップ使ってこちらからもお手伝いしますね」
「ちょっと麻酔しますよ」
「はい、少し切開しますね」
頭ではわかってたつもりでも、目の当たりにすると俺の方が緊張して心臓がドキドキしてくる。
だけど苦痛で漏らしたひなの声を聞いて、俺はハッとした。
「ひなっ!」
俺はベッドの頭元に駆けつけると、ひなの手を握った。
「慎吾くんっ」
「ひな、待たせてごめんね。
後もう少しだよ、頑張ってな!」
「ぅんっ」
「妹尾さん、次の波で強くいきんで下さいね。
それまで息は止めないで、目もしっかり開けて!」
「は、はぃっ」
俺にできる事は、ひなの側にいてあげる事だけだ。
額の汗の玉を拭ってあげると、いきんでいる手の上から自分の手を重ねた。
ひな、頑張れ!!
―――そして…
「はい、いきむのを止めて下さい!
ハッハッと短い息をして……………………はーい、おめでとうございまーす!!」
わ、わ、わあああぁーーっ!!