真夏の夜の夢
第7章 第六夜
真っ白い肌…
いや、白すぎて、やや青みがかったそんな肌艶。
傷の手当てのお礼に抱かせてくれるというのなら
喜んで抱かせてもらおう!
僕は喜び勇んで彼女の陰毛部分に顔を埋めた。
氷のように冷たい体…
そして股間からは悩ましげな女性特有の発酵臭ではなく百合や菊の様々な花の香りがした。
もしかしたらこういうことを予想して
股間にフレグランスでも振りかけてきたのかもしれない。
陰毛の中に綺麗なタテスジを見つけた僕は
舌を伸ばして溝掃除するかのように
その割れ目の溝をゆっくりと掘り進んで行く。
- ああん…気持ちいい… -
不思議な感じだ。
彼女のあえぎ声は僕の鼓膜を愛撫するというよりも
なぜだか頭の中に直接響いてくる。