真夏の夜の夢
第7章 第六夜
不気味な顔なし女が飛び出ていったままなので
当然、玄関のドアは開きっぱなしだった。
可憐な声の女性はドアの外から中を伺い
裸で大の字に倒れている僕を見つけると
「アカン!」と叫んで一目散に僕のところに駆け寄った。
「あんた、憑かれてるやんか!」
そう叫ぶと
「除霊せんとアカン!」と、
何が何やらわからずに金縛りにあって動けない僕を尻目に彼女は黙々と衣服を脱ぎはじめた。
そして、何やらお経を唱えながら
僕の全身を舐め回す。
彼女が舐めていくところが少しずつ金縛りが解けて
ようやく動けるようになって行く。
「あの…除霊って?憑かれているって?」
体を起こそうとしたが
「まだ動いたらアカン!
一番キツイとこがまだ除霊できてへんさかいに」
そう言って可憐な声の彼女は僕のイチモツをフェラチオしてゆく。
「あんた、めちゃくちゃや!
このままやったら憑り殺されるで
うちの全身全霊で除霊したるわ」
そう言うなり彼女は僕に股がって
騎乗位でハメてきた。
腰を振りながらもお経を唱え続ける。
スケベな気分などこれっぽっちもないのに
射精しそうになっていった。
「あの…出ちゃいそうなんですけど…」
「それでええねん!出しや!
うちの中に悪霊に染められた種を出しきるんやで!」
言われなくても我慢できずに
僕はありったけの子種を彼女の中に注ぎ込んだ。