マッチ売りの少女と死神さん
第7章 1月3日…ただ触れていたいから
長く舌を伸ばした彼は
「早くサラちゃんもエッチになろうねえ」
と花弁の溝に沿って舌先を左右に踊らせながらぬめりを這わせていった。
「っや、あ、あ…ああっ…」
戸惑いと甘さが混ざったような声色。
陰核との隙間に舌先が掠るだけでピクンとサラのお尻があがる。
ホーリーは昨日と変わらず彼女の敏感な反応に満足した。
間もなく亀頭に唇の感触があった。
おそるおそるの軽いキス、のあとにぺろりと舐めて味を確かめているようだ。
「美味しい?」
「ん…ん……はあ、ん」
鼻にかかった返事に、よしよしするようにお尻を撫でながら、ホーリーはまたもや媚薬効果抜群の小さな催淫剤を腟内に忍ばせる。
「あ」
前触れもなく指を入れられたので驚いたのか、サラの背中がぶるっと震えた。
この角度で挿入しても薬剤が出てくることは無い。
親指程のものさえ閉じ込めてしまうぐらいに狭い彼女の膣道。
さすがにここに今の自分はきついだろうか。 そんな妄想をしながら中指で入念に腟の内膜を解し始める。
「ん、んふっ!」
「ン」
亀頭の部分がちゅぽ、と柔らかな口内に包まれ、思わずホーリーの腰が浮きそうになった。
その反応に感じ入ったものがあったらしい……のか、少しずつ少しずつサラが剛直を口に収めていく。