マッチ売りの少女と死神さん
第7章 1月3日…ただ触れていたいから
ホーリーは一旦抜こうかどうかと迷ったが、ほんの少し動いてそれを引き止めるようにきゅんと啼く、可愛らしい内部の反応に考えを改める。
「ここはまだ広げておこうねえ?」
薄い壁の宿でさっきみたいな悲鳴を上げられては困るのだ。
代わりに指先をサラの胸に伸ばし、気持ちよさが途切れないよう小さくしこった乳首を撫で上げた。
「ふあ」
片腕をサラの体の下に入れ、腕を交差させて胸の愛撫へシフトする。
軽くつまんだり根元の周りを優しくなぞったりと、ホーリーの位置からは弄っている胸の様子がよく見えた。
「あ……あっ…っ…は」
濃いピンク色に充血してますます尖りを帯びてくるが、まだまだ成長しそうな乳首であり乳房である。
「女性の結婚適齢期って15とか16歳だっけ」
この時代の。 とホーリーが話を振ってみるも返事が無い。
サラは自分の内部を穿っている異物と、絶え間ない胸への悪戯の刺激に忙しいのか、そんな余裕はとてもなさそうである。
控えめな喘ぎを音楽に、ホーリーが手を離して乳房を下から持ち上げては脇から寄せ、そのまま人差し指で胸先を押し込むようにすると
「っん」
嬌声とうねる膣襞が彼の欲を刺激する。
ずず……ずちゅ…っ…ずっ…
いつの間にかホーリーの腰がゆらゆら動いていた。
自らの精に浸る剛直が音を立てる。
それとは別に、新たな体液がホーリーの陰茎に絡みつく。
「あっああ、あっんっ…はあ…あっ、あっ」
サラの声音が忙しなくなっていく。
これ以上ない滑りの良さにも後押しされ、抽挿と共に徐々に挿入を深くする。
亀頭の先がみっちり閉じた腟内の、最奥に届いた。
「ン…っ……っ」