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マッチ売りの少女と死神さん

第4章 1月1日…それはかわいい君のせい



「乳首がぷくってしてきたねえ。 僕の触りながら感じた?」

少女の身体から女になりつつある瞬間。
ホーリーはそれを逃さず指の腹で胸の先端を撫でた。

「あ…あぁん……」

普段は隠れているだけに、感度抜群の乳首に刺激を加えられ、サラはすぐに甘い喘ぎを漏らした。
そしてサラの手を離してもう片方も。
親指の先で先端にくるくる円を描くように動かす。
ぬるついた湯のせいか、肌同士がすべる感触がいつもよりも、ずっとソフトになっていた。
繊細に中をほじりながら弄っているとサラの吐息がどんどん唇の隙間からこぼれてくる。
呼吸の感覚が短くなってくる。
ホーリーの予想と違い、サラの手は彼の肉竿に添えられたままだった。

「サラちゃんが欲しくなったらいつでも入れてあげる」

「………」

「どうしたのお?」

「……っなんでもない」

サラがふい、と横を向く。

「今日はキスと胸だけにしておく? すごくよさそうだし」

そんなつもりは無かったが、ついホーリーがそう言ってしまったのは、サラがとても気持ち良さそうだったからだ。
揉んでいるうちに乳房はどんどん柔らかくほぐれていくし、尖りきった乳頭はこれでもかといわんばかりにコリコリで、いじれば弄るほどいい反応を返してくれる。
突起の根元から先端にかけて、軽く扱いていた二本の指先で、可愛らしい主張に少しキツめにお仕置きを与えてみる。

「ふあぁぁん…っ」

するとサラが切なげに悶えた。

「あれ、これは痛くないのかなあ。 昨晩よりもっと強くしたんだけど」

そう訊いてみる。

「そ、そんな…こと…は、ないわ…っ」

ぎこちなくサラが言い返す。

「ふうん?」

それから一転して、再びすれすれに肌に触れ、緩やかに脇から乳房全体を刺激し始める。
ホーリーにもたれているサラの腰が、もぞもぞ動いているのが分かった。
それからも、突起をクリクリ指でつねると漏れる明らかな嬌声。
ホーリーが緩急をつけた動きを交互に繰り返す。


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