
マッチ売りの少女と死神さん
第4章 1月1日…それはかわいい君のせい
彼女の薄い毛は恥骨とその周辺に生えているだけ。
座っている彼の位置からはサラの細部まで丸見えだ。
ホーリーがそっと彼女の内腿に手を這わせて囁く。
「うんとキツくて甘い罰をあげる……」
秘部の割れ目にわずかな隙間が見て取れ、そこが盛り上がって光っているのが見えた。
「今から指を入れるよお」
一応は断ったものの待ちきれず、それと同時に膣口に向かい、浅く襞を割る。 ちらりと覗く濃い桃色の花びらは可憐なくせに卑猥この上ない。
平静を装いつつもホーリーは何度も喉を鳴らした。
「っん!」
予想どおり内部はたっぷりと蜜をたたえている。
今までの愛撫のせいだろう。
入りかけた人差し指に中指を揃え、最初から二本を彼女の膣道に沿って進めていく。
「あっ…ああ…あっ……あ」
サラは早々に蕩けた声をあげた。
内部の繊細な襞も覆い尽くすほどに、サラの内側は愛液のぬめりに覆われていた。
きっと今のサラは痛みなど感じないはずだ。
片方のお尻を支え、急く衝動を抑えつつホーリーがゆっくりと出し入れを繰り返す。
抜く際に膣壁がきゅうきゅうと指を締め付けてくるのは、彼女が離れるのを惜しんでいるかのようだ。
「体が悦んでるよ。 ずっとここに欲しかったって……?」
揃えた指の力を緩めて回転させる。
「んうううッ」
下向きになっている膣道とは逆向きに、今度は指先の腹で愛液をこそげ取る。
曲げた関節で入口付近のざらついた部分をかき出す。
「あっあううっ……もお……ああっ……」
ぬちゅっ、ぬち、ぬちっ、ぬちゅっ……
奥から愛液がどくどく溢れだしてくる。
サラの性感帯がここであることは今朝から分かっていた。
「すごいね。 僕の指もビショビショだねえ」
腟内と指との隙間が出来たお陰でそれを潰すと浴室内に淫猥な水音が響く。
「はあっ……はあっもっ、だめ、です……っ」
ふう、ふう、はぁ…と甘くも苦しげな吐息を吐きながら膣の締め付けが益々きつくなる。
