
マッチ売りの少女と死神さん
第4章 1月1日…それはかわいい君のせい
「うっ…う」
どうすればいいかわからない、とでもいうように、しまいに小さくしゃくり上げたサラだった。
そうしつつ、ホーリーは自分でも不思議だった。
(なんで僕もむきになってるんだろうなあ)
そもそも別に今、彼女を困らせるつもりはない。
こんな行為や光景は、自分からするととてつもなく興奮するが、夢見がちな少女にはまだ刺激が強過ぎるんだろう。
………そんなことは分かっているのに?
ホーリーはぴたりと動きを止めた。
「ふふっ……苛めすぎたねえ。 僕はとても綺麗だと思うんだけどねえ…無理強いは良くないね」
「……っ」
「きっとかわいい君を否定されたような気がしたんだね。 僕のコレだけならいいんだけど」
「いえ……わ、私も…びっくりし…て」
静かに話しながら彼女の髪を撫でてやると、サラの感情の波が治まったようだった。
「………お湯に入ろうかなあ?」
その方がスムーズにいきそうだと考え、ホーリーがもう一度その結合部に目を向けた。
陰茎の圧迫で陰核がぷくうと押し出されている。
苦しがるサラを思い、快感を得られるよう陰核を刺激してやる。
「ひっ!? う……う、あっ!」
今まで彼があえて触れずにいたサラの泣き所だ。
「あああっ……っ、っ、っ」
剥き出しの陰核をゆるゆる人差し指で扱いていると、とたんに艶っぽい吐息が混ざって聞こえてきた。
「あ、はあっ…」
「ふっ…」
軽くこめかみにキスを落とし、サラを抱えたまま湯船に浸かる。
わかり易すぎるほど主張してきた突起は指でつまむとすぐにでも達しそうに思えた。
その周りをぬるついた湯に馴染ませる。
直接触れるのを避け、くすぐるようになぞっていく。
それと同時に挿入を進めていく。
サラが達しない程度に高めつつ、時間をかけて埋めていく。
「うっ…う……ああっ…あっ」
「これなら気持ちいいかな…恥ずかしくないしねえ」
長い陰茎の、一番太い茎の部分が柔らかな肉に締められた感触がした。
これも水中だからだろうと思う。
