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マッチ売りの少女と死神さん

第4章 1月1日…それはかわいい君のせい


あとは自重に任せて、肉の触れ合う体積を増やしていくだけ。

「はっ…は…っ、はっ、はあっ」

彼女が苦しそうに息を吐く。

「ああ、……ふかい、っ……」

先端がサラの奥をぐうっと押してそこで止まった。
快感のために子宮頸部が柔らかく解れていて、今までに無い挿入感にホーリーが息をつく。
腰を左右にゆっくり揺らし、彼女の薄い下腹の辺りを撫でると内部の歪な自分の形が分かる。

「どう……平気?」

「ふうっ……っ、おくっ…すご…い」

「サラちゃんの中、僕の形にしようね? そしたらもっと気持ちいいよお」

腰を動かし膣道に律動を送り込む。
そのまま唇を細い首筋に這わせ、小さく可愛らしいサラの耳たぶも口に含み、唾液を絡めしゃぶり回す。
下腹を軽く扱きながらもう片方の手は突起へともどす。

「…ああ、すっかり硬いね…これ、またイッちゃいそうだねえ?」

ホーリーの肩に頭を乗せたサラは眉を寄せて喘いでいた。
膣内部がきゅうんと啼き、不規則に締め付けてくる。
それと同じく、陰核を転がすように左右に動かすと、絶頂寸前の快感に呻く。

「……あう、イクう、あ…あっあっあっ」

ホーリーは指を止め急激にその瞬間を奪う。

「ああっ…」

「ん? どうしたのお」

「ホーリー……さっ…」

「ふふ、慌てちゃダメだよ」

快感が遠のいていくのが嫌なのか。

「ん…で、でもおっ……」

むずがるような鼻声を漏らす。
下腹を撫でていた手のひらを、ちょうどサラの臍の下辺りに移動させ、自身の先端の膨らみを包む。

「……っ…!」

「子宮はこの辺だねえ。 入り口がわかるよ」

外からほぐすように撫でつつ、膣奥の下からトン…トン、トンと小突くと

「ぁあだめ……っ」

と切羽詰まった声を出す。

「…それ……したら…っ!」

陰茎に吸い付く子宮口をこじ開けるように、先端をぐりぐりと押し当てる。
小刻みに動きながら膣全体をかき混ぜて揺らしていく。 気付かないうちにホーリーの息遣いも荒くなる。

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