快楽絶頂に朽ち果てるまで終わらない輪姦
第11章 【私の初体験は学校のモテない先生】
フィギュアの為にタワマン住むって、ギャップにも程があるんですけど!?
「お邪魔します」と入ったらまるでモデルルームみたいだった。
そして、入ってすぐの一室。
黒いドアを開けると、そこは至る所にフィギュアが並べられたアニヲタの世界だった。
いや、200体どころじゃないでしょって。
開いた口が塞がらないほど見惚れてしまった。
私が当時、欲しくて欲しくて堪らなかったアニメのフィギュアもコンプリートしてる。
「それ好きなのか?なら、触っても良いぞ」
「え!?本当に!?」
なんて心の広い人間なんだと思った。
決して触れてはいけないブースだと興奮を抑えに抑えていたのに。
6畳…くらいなのかな?
でもフィギュア数が凄くて先生が一緒に入ると少し狭く感じる。
まだまだ増やすらしい。
だから寝室と入れ替えようかと検討中だとか。
「寝室にも少しだけ置いてるしな」
「え?え?見たい!」
「あ、コラ」
先回りして此処かな?と思うドアを開けるとフィギュア部屋より広い空間にベッドのある部屋が。
確かに、少し置いてあった。
「3分経ったぞ」
「うん、わかってる……ねぇ、コレは何?」
「あっ……!」
指先が当たって他のフィギュアが床に落ちそうになった。
反射的に拾おうとして私と先生の手が重なる。
無事にフィギュアは落とさずに済んだが、顔の位置もかなり近くて息がかかるほど。
ぽっちゃりしてるから体勢的にキツいんじゃないかと思ったけど、ネクタイが目に入ったからそのまま引き寄せて私から唇を重ねてしまった。
有り得ない?私から?
相手は教師、生物の先生。
勝手に寝室に入ってフィギュア漁って、
ダメだと言われてるのに
顔が近付いただけで、いつも見ていた先生に
まだ男の人を知らない自分が
欲情しただなんて、誰が信じる?
しかも、見た目は普通にオジサンと女子高生だよ。
援助交際してる、と言われれば信じてしまうほど。
唇を押さえつけるだけの恋も知らないファーストキス。
先生はどう思ったかな。
「悪い、ぶつかった」
そっか、なかったことにしちゃうよね。
大丈夫、想定内。
私だって自分を疑うもの。
下手したらパパと同じくらいの歳なんじゃないかな。