テキストサイズ

身近な練習相手

第5章 身近な異性

次の日、僕は、部活に行かなければならず朝食をとっていた。両親は既に出掛けていて、妹も今日は出掛けるようだ。

僕が朝食を食べていると、既に食べ終わっていた妹が来て、  

「今日、朱美と水着買いに行くんだけど、お兄ちゃんどんなのが良い?」

と聞いた。朱美とは、妹の小学生時代からの友達だ。

僕は、昨日の妹の胸を思い出し、スウェット姿の妹の胸を見た。スウェットを着ていても妹の胸は大きく膨らんでいる。

昨日胸を全部見たことにより、妹に普通以上の親近感というか、フレンドリーさというか、性的な距離感が縮まっているような気がした。それに、胸が当たったのも偶然じゃないかもしれないという期待もあり、僕は、妹の反応が見たくて、

「ほとんど紐だけのようなのが良い!」

と言った。今まで、こんな冗談を妹に言ったことがない。妹は、僕を見ていた目を反らし、

「バカ!そんなのでプール行けるはずないじゃない!こんな事、男に聞くのが間違いだったわ!」

と、言った。僕は、

「冗談、冗談!お前なら何でも似合うよ!」

と言うと、妹は、

「やっぱり、男に聞いてもダメね!参考にならないもん!」

と言って、自分の部屋に戻って行った。

僕は、やっぱり妹を性的な目で見過ぎていたと反省した。

「ちょっとマズかったかな?」と独り言を言った。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ