テキストサイズ

身近な練習相手

第5章 身近な異性

「ねえ、どう?この枕!」

と妹が聞いた。僕は、

「普通の枕が良い!」

と言うと、妹は、

「失礼ね〜!お兄ちゃん、高校生にもなって、お母さんに耳掃除してもらう為にいつも膝枕してもらってるでしょ!お母さんが良いのかな〜?」

と言った。僕は、

「変なこと言うなよ!耳掃除くらい普通だろ!」

と言うと、妹は、

「はい、はい!ママが良いのね〜!よちよち!」

と言って僕の頭を撫でた。

妹は、僕の頭を暫く撫で続けた。

僕は、目を開けると、妹のお腹が眼の前にあった。そしてもう一度目を閉じると、妹に頭を撫でられているうちにどうやら寝てしまったらしかった。






ストーリーメニュー

TOPTOPへ