テキストサイズ

身近な練習相手

第6章 もっと身近な異性

妹は、特に嫌がるそぶりを見せず、ラケットを振っていた。お尻に手を置いていることは分かっているはずだと思う。それで嫌がらないのは、そのままお尻を撫でられても良いと思っているのではないか。でも、撫でれば、明らかに下心があると分かってしまう。

今の状況は、あくまで教える為にやもえず置いているという僕なりの建て前があるのだ。僕には、それ以上のイヤラシさを妹に感じさせるような触り方でお尻を触る勇気がなかった。妹が小学生の時は、性欲に任せて胸を揉んだのに…。

昨日僕は、確かに妹の股間を触った。しかしそれは幸運な事故みたいなもので、僕から積極的に触った訳では無い。とにかく、あからさまな下心を妹に知られて、拒否されるのが最も怖かったのである。

僕は、お尻に手を当ててタイミングを取るのを止めると、お尻に手を置いたまま妹に、

「そろそろもう一回打ってみようか?」

と言った。妹は、

「そうだね!やってみようか!」

と言った。

僕は、妹の右側のお尻を包むように、お尻の形に沿って手を当てていた。お尻に手を置いているというより、今は、お尻を触っているという表現が合っていると思う。

丸みを帯びた柔らかい感触が、手を動かさなくても伝わってきた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ