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身近な練習相手

第6章 もっと身近な異性

それからしばらく僕と妹は、シャトルを打ち続けた。妹は、たぶん純粋にバドミントンを楽しみ、僕は、上下に弾む胸を見るために、夢中でバドミントンを続けた。

バドミントンはハードなスポーツで、ラリーが続くということは、変な所に飛んだシャトルも打ち返す技術が必要で、体力も使う。特に、ステップを踏む脚は、ふくらはぎや太ももに負担が掛かる。

僕は、練習で鍛えているからそこまでではないが、妹には相当ハードだったと思う。

妹は汗だくになっていた。流石に僕は、

「そろそろ止めようか?」

と言った。妹は芝生の上に座ると、

「今日も朝から暑いね!もうクタクタ!」

妹が休憩している時間、僕は暇つぶしに庭に水を撒くホースを引っ張って来て、庭に植えてある木や観賞用の植物に水を撒いた。

メインのシャワーから外れた霧状になった水が、その当たりを漂い気持ちがいい。



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