テキストサイズ

身近な練習相手

第6章 もっと身近な異性

妹は、

「キャッ!冷たい!」

と言って、僕に背中を向けた。

妹の背中は、Tシャツの白からスーッと肌色に変わっていった。僕はそれでも、肩から水を掛け続け、妹の首から下がずぶ濡れになるまで掛けた。

妹は、抵抗せずにそのまま僕に水を掛け続けられているため、僕は、妹の肩から水を掛けるのを止めた。

妹は、

「あ〜、涼しくなった!思ったより冷たくないね!気持ちいい!」

と言った妹の、Tシャツが張り付ついて肌の色が透けた背中には、分かっていた事だが、ブラをしている形跡はなかった。

妹は、胸の前で腕をクロスさせている姿勢のまま、こちらを振り向くと、

「気持ちよかった!」

と言った。僕は、妹を正面から見たが、胸は腕で隠しており見えなかった。隠すのが当たり前だが、もしかしたらという期待も少しあった。

しかし、それと同時に、見えてしまったらどう対応すれば良いのかと思うと、僕は、逆に安心もした。隠した手がなければ正面からまともに見られない状態だと推測出来たから…。









ストーリーメニュー

TOPTOPへ