
緋色の罠
第4章 緋の誘惑〜屈辱のストリップショウ
「下着はライトブルーか。同色のお揃いなんですね。よく似合ってる」
「恥ずかしいわ…」
「恥ずかしいって、ユリさんは素っ裸になるんですよ」
「そんな言い方…ひどい…」
「さあ…早く」
怖い目でうながされ、唇をギュッと噛んでキャミソールの裾をまくり、頭から脱いだ。
彼が、組んでいた足を下して身体を乗り出してきた。
そのすぐ目の前に立たされているわたしの身体には、ブラジャーとショーツだけしか残っていない。
何も隠せない明るいところで、ジッと舐め回してくるような視線に耐えきれず、恥ずかしさ心細さに両腕で胸を抱いて太ももをよじり合わせた。
下着姿なんて結婚してからは夫以外の男性に見せたことがない。
その夫も、ここ数年はわたしの身体に興味を無くしてしまっている。
「うぅ…」
自分の置かれた惨めな状況に、思わず嗚咽が漏れた。
「どうして泣くんです。初めに誘ったのはユリさんじゃないですか。」
「でも…」
「腕を下して僕に良く見せてください。背筋を伸ばして真っ直ぐに立って。もっと胸を張って。」
「…ああ」
逆らうこともできず、胸を隠していた腕を下ろして、胸を張った。
ブラに包まれた膨らみが前に突き出され、男の舐め回すような熱っぽい視線を受けて、身体の奥がじんわりと熱くなった気がした。膝の震えはさっきより酷くなっている。
「胸のサイズとカップは?」
「…は、85のD…です。」
「いいね。服の上から見た時よりボリュームがあって触り心地も良さそうだ。ユリさんは着やせするタイプなんだね。」
「…そんな…いやらしい言い方しないで」
「恥ずかしいわ…」
「恥ずかしいって、ユリさんは素っ裸になるんですよ」
「そんな言い方…ひどい…」
「さあ…早く」
怖い目でうながされ、唇をギュッと噛んでキャミソールの裾をまくり、頭から脱いだ。
彼が、組んでいた足を下して身体を乗り出してきた。
そのすぐ目の前に立たされているわたしの身体には、ブラジャーとショーツだけしか残っていない。
何も隠せない明るいところで、ジッと舐め回してくるような視線に耐えきれず、恥ずかしさ心細さに両腕で胸を抱いて太ももをよじり合わせた。
下着姿なんて結婚してからは夫以外の男性に見せたことがない。
その夫も、ここ数年はわたしの身体に興味を無くしてしまっている。
「うぅ…」
自分の置かれた惨めな状況に、思わず嗚咽が漏れた。
「どうして泣くんです。初めに誘ったのはユリさんじゃないですか。」
「でも…」
「腕を下して僕に良く見せてください。背筋を伸ばして真っ直ぐに立って。もっと胸を張って。」
「…ああ」
逆らうこともできず、胸を隠していた腕を下ろして、胸を張った。
ブラに包まれた膨らみが前に突き出され、男の舐め回すような熱っぽい視線を受けて、身体の奥がじんわりと熱くなった気がした。膝の震えはさっきより酷くなっている。
「胸のサイズとカップは?」
「…は、85のD…です。」
「いいね。服の上から見た時よりボリュームがあって触り心地も良さそうだ。ユリさんは着やせするタイプなんだね。」
「…そんな…いやらしい言い方しないで」
