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ソルティビッチ

第1章 ソルティビッチ…

 72

 見た目は完全な女三人に見える…
 妖艶で淫靡で妖しい、淫らな宴が始まる…

「ねぇベッドにいきましょうよ」
 キスし合っている彩ちゃんと葵ちゃんに告げる。

「あ…う…ん…そう…ですね…」 
 すっかりスイッチの入っている彩ちゃんが返事をし、葵ちゃんの手をゆっくりと引き寄せながら立ち上がった。

 そしてわたし達三人は寝室のベッドに倒れ込んでいく…

「はん…」

「あぁん」

「はぁぁ」
 三人がベッドへと倒れ込みながら各々、そんな吐息を漏らす。

 そしてわたしと葵ちゃんは目が合い、その瞬間にお互いの脳波が同調したかの様に同時に彩ちゃんを…

 葵ちゃんが上から…
 わたしが下から…
 二人同時のタイミングで押さえ…

「はぁん…あぁ…」
 葵ちゃんがキスをし、わたしが彩ちゃんの仕事着でもある黒いタイト気味のスカートのジッパーを下ろしていく。

 ジーー…
 スカートを脱がせ、ストッキングの股間に唇を押し付ける。

「はぁん、あ、ゆ、悠里さぁん…」
 彩ちゃんは黒い透明感のある艶やかなストッキングを穿いていた。

 そしてその黒いストッキングの上から股間に唇を強く押し付けていく…
 まるで水でも吹きかけたかの様にびしょ濡れであった。

「は、ふ、ゆ、ぁ…」
 そして葵ちゃんは彩ちゃんの唇を塞ぎ、舌を貪るようなキスをしながら、ブラウスのボタンを片手で器用に一つ一つ外していく。

 わたしと葵ちゃんは目を見つめただけで、まるで『あ、うん』の呼吸の様に同調し、心を一つに繋げ、二人同時に自然に上と下に別れ…
 彩ちゃんを愛していく。

「は…ぁ…ぁ…」

「あ、彩ちゃん…」

「ふ…ぁ、あや…さ…まぁ…」

 見た目は完全な女三人は…

 心が一つに繋がり、昂ぶってく…

 そしてわたしはびしょ濡れのストッキングの股間を唇と舌先でグリグリと弄り…

 葵ちゃんは器用にブラウスのボタンを外し、ブラジャーの隙間から指先を差し入れ…

「は…んん…」

 彩ちゃんの乳首を弄っていく…

 ピチャ、ピチャ、ピチャ…

「ぁ、ぁぁ…ん…んん…」

 ニチャ、ニュチュ、ニュチャ…

 唇を貪り吸う音…
 
 彩ちゃんの喘ぎ声…

 股間の湿ったストッキング越しのパンティのマチ部を舐め弄る音…

 淫靡で、淫らないやらしい音の三重奏が、寝室に響いていく…




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