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いつか、絶望の底から救い出して…

第8章 閉ざした心



「なんで!なんでよぉ!」


やるせない怒りが込み上げてきたアタシは感情のままに叫ぶ。

分かってる。こんな叫んでも意味ないって、現実は変わらないって分かってる。

分かっているけど叫ばずにはいられなかった。


「馬鹿にしやがって!舞希も!Twitterも!pixivも!!全員馬鹿にしやがって!」


感情のままに喚き散らす。
堰を切ったように溢れ出す怨嗟の言葉。

舞希には哀れみで手加減された。
いちばんアタシがやられたくない事だった。

プロとして向かい合って欲しかった。
最初から舞希が自分の実力を示してくれていたらこんな事にはならなかった!

こんな、苦しむことなんて無かったなのに……

手加減されて、惨めな思いさせられる人間の気持ち考えたことある!?

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