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いつか、絶望の底から救い出して…

第3章 亀裂



それだけでも救われたような気がする…
この子達の前では心配はかけられない。

だから笑っていないと…

でも本当は苦しい…辛い…痛い…

笑いながらアタシは味のないミルクティーを飲む。
やっぱり味がしない…




「う……」




まるで水を飲んでいるような…
そんな感じがする…

このミルクティーは本来どんな味なんだろう…
気になって仕方がない…
甘かったのだろうか?
それとも甘さ控えめだったのだろうか…

わからない…

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