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いつか、絶望の底から救い出して…

第3章 亀裂



痛くて今にも張り裂けそうだった。
苦しくて、息が詰まりそうで…

でもこの子達に心配はかけられないし…
明るく振る舞えばと思うほど、余計に苦しくなる。

さっきから頭も痛いし…
でもここで帰ったら感じ悪いし…

そんな事を思っていると、さりながカバンから雑誌を取り出した。




「あ、コレコレ!アンタが言ってた雑誌買ったんだよ〜」

「──ッッッッ!!」




それは雑誌『EKAKI』だった──

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