煌めく波濤(はとう)
第1章 煌めく波濤(はとう)
2
俺とJKはメシを食い、そしてリクエスト通りに山の稜線に建っているラブホテルに入った。
「JKのくせに、このラブホとかよく来るのか?」
そう訊くと…
「ばぁか、初めてに決まってるでしょう」
そう反論してくる。
「だって、ここがいいって直ぐに言ってきたじゃんかぁ」
「違うの、このラブホはさぁ、学校からも良く見えるのよ…
だから前から一度入ってみたいなぁって思ってたの…
それに海も良く見えそうだしね…」
確かに、山の稜線の中腹だから、眼下に海が見えそうであった…
そして…
「あっ、ほらぁ、やっぱりぃ…
うわぁ、すごいきれい…」
すると、すかさず窓の雨戸を開け、外を望み、そう感嘆してきた。
「おお、本当だぁ、ヤバいなぁ」
俺もそう呟きながら、さり気なく隣に立ち、肩を抱く…
「あ…そ、そう、さ、先にシャワー浴びてきなよ」
と、スッと俺の手から逃げ、そう言いながらテレビのスイッチを入れる。
ん?…
俺はそんなJKの様子に少し違和感を感じたのだが…
確かに波乗り上がりだから、カラダ全体の潮のベタ付き感が気にはなっていたのだ。
「あ、うん、じゃあ、先に入るよ…
それとも一緒に入るか?」
少しからかい気味に言うと…
「え、い、いや、み、見たいドラマあるから、それ見てから入るから…」
と、少しキョドり、慌てた感じで言ってきた。
おや?…
その反応にも、今日の夕方からのこのJKとの会話や絡みを考えると少し違和感を感じたのだが…
まずは、先にシャワーだ。
恥ずかしいのかな?…
なんだかんだ生意気な事言ってくるけど、やっぱりJKはJKだ…
俺は、そんな彼女の反応に、少し愉快な気持ちになっていた。
案外、かわいいんだな…
俺とJKはメシを食い、そしてリクエスト通りに山の稜線に建っているラブホテルに入った。
「JKのくせに、このラブホとかよく来るのか?」
そう訊くと…
「ばぁか、初めてに決まってるでしょう」
そう反論してくる。
「だって、ここがいいって直ぐに言ってきたじゃんかぁ」
「違うの、このラブホはさぁ、学校からも良く見えるのよ…
だから前から一度入ってみたいなぁって思ってたの…
それに海も良く見えそうだしね…」
確かに、山の稜線の中腹だから、眼下に海が見えそうであった…
そして…
「あっ、ほらぁ、やっぱりぃ…
うわぁ、すごいきれい…」
すると、すかさず窓の雨戸を開け、外を望み、そう感嘆してきた。
「おお、本当だぁ、ヤバいなぁ」
俺もそう呟きながら、さり気なく隣に立ち、肩を抱く…
「あ…そ、そう、さ、先にシャワー浴びてきなよ」
と、スッと俺の手から逃げ、そう言いながらテレビのスイッチを入れる。
ん?…
俺はそんなJKの様子に少し違和感を感じたのだが…
確かに波乗り上がりだから、カラダ全体の潮のベタ付き感が気にはなっていたのだ。
「あ、うん、じゃあ、先に入るよ…
それとも一緒に入るか?」
少しからかい気味に言うと…
「え、い、いや、み、見たいドラマあるから、それ見てから入るから…」
と、少しキョドり、慌てた感じで言ってきた。
おや?…
その反応にも、今日の夕方からのこのJKとの会話や絡みを考えると少し違和感を感じたのだが…
まずは、先にシャワーだ。
恥ずかしいのかな?…
なんだかんだ生意気な事言ってくるけど、やっぱりJKはJKだ…
俺は、そんな彼女の反応に、少し愉快な気持ちになっていた。
案外、かわいいんだな…