〜甘くとろけるスクールライフ〜
第5章 視線
中村「若葉、あとでちょっと職員室にいいか?」
『はい…』
沙耶「小羽、何かやらかした?」
『え?』
沙耶「先生に呼び出されちゃって」
『…え、なんかやっちゃったかな』
李斗「俺も着いていこうか?」
『いやいや、大丈夫!一人で行ってくる』
沙耶「もうなんかあったら言ってよね」
『うん、2人ともありがとう』
そういって、1人で職員室へ向かった
コンコンコン『失礼します』
辺りを見回すが中村先生が見当たらない
『あの…中村先生って』
近くにいた先生に聞くと
先生「あ、若葉さん?
中村先生、備品倉庫室にいるって言ってたわよ」
『あ、ありがとうございます』
備品倉庫_
昨日のことが脳裏をよぎる_
コンコンコン ガラッ『先生?』
中村「おぉ、若葉」
『何ですか先生』
中村「これ、」
そういって昨日のオイルクリームを差し出す
『ん?』
中村「昨日、置いていったろ?せっかくあげたのに」
『あ、、』
中村「あ、、じゃないわ」
『すいません、今日こそ持って帰ります』
中村「あ、そうだこれ」